今日のおすすめの一冊は、落合陽一氏の『落合陽一 34歳、「老い」と向き合う』(中央法規)です。その中から『イノベーションの多くは「負」を解消するために生み出されてきた』という題でブログを書きました。
本書の中に『少子高齢化をチャンスに変える』という興味深い一文がありました。
落合氏はテクノロジーによって、「介護」だけでなく「老い」の固定概念までも刷新されていく可能性がある、と言っています。たとえば視覚障がいは、メガネやレンズを通して情報を脳に直結したり、聴覚障がいはマイクを通して聞き取った音声を直結させるテクノロジーで補完することができるそうです。
また、今後、テクノロジーで進化していくものとして、車いす、ロボットアーム、パワースーツ、義手、義足等々、これらを身体拡張の機能として捉えています。メガネがサングラスのようなファッションになったように、例えば、車いすが自動運転化するとか、高機能になってファッションになる可能性もある、と言います。
少子高齢化というピンチをチャンスに変えるテクノロジーに、今後注目したいと思います。
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