今日のおすすめの一冊は、城山三郎氏の『少しだけ、無理して生きる』(新潮文庫)です。その中から「恬淡(てんたん)の人」という題でブログを書きました。
本書の中に『人間の魅力は「強さ」のこと』という心に響く文章がありました。
年を重ねたとき、過去の話ばかりになる人は多い。逆に、今のことや未来のことしか話さない人もいる。現在や未来の話をするには、不断の勉強が必要だ。常に好奇心を持ち、面白がって新しいことにチャレンジする姿勢。
それは、現状維持という後退の姿勢なのか、現状打破というチャレンジの姿勢なのかの違いだ。現状打破するには、前向きでアグレッシブな強い姿勢が必要だ。居心地のいいコンフォートゾーンを抜け出して、アウェイに向かわなければいけないからだ。
年を重ねれば重ねるほど、強く生きること。
老いてなお強く生きている人には限りない魅力がある。
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