今日のおすすめの一冊は、斎藤茂太氏の『「ゆっくり力」でいい人生をおくる』(新講社ワイド新書)です。その中から「新しい集まりに入ってみる」という題でブログを書きました。
本書の中に「多所懸命」という心に響く文章がありました。
◆同時にいくつか複数の仕事を行うことを「マルチタスク」という。元々はIT用語だが、「音楽を聴きながら仕事をする」とか「人と話ながら運転する」、「同時に複数の料理をつくる」等々をいう。
現代は特に、マルチタスクの能力がないと、生きていけない時代だ。一所懸命にひとつだけのことだけしかやらない人は視野がせまく、新たな発想がでにくい。
「会社をいくつも経営する」とか「いくつもの副業をする」、「いくつものコミュニティに所属したり、運営する」等々も同じだ。
一所懸命ではなく「多所懸命」でやっていきたい。
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