まずは自分が輝くこと
今日のおすすめの一冊は、若山陽一郎氏の『恩送りの法則』(アスコム)です。その中から「恩送りとヘルパーズハイ」という題でブログを書きました。
本書の中に「まずは自分が輝くこと」という心に響く文章がありました。
◆論語の中にこんな文章がある。
「近者説 遠者来」 (論語)
葉公政(しょうこうまつりごと)を問う 子曰(しいわ)く 『近き者説(よろこ)び、遠き者来(きた)る』
葉公が孔子に政治の要諦(ようてい)を質問した。孔子がいうには 「近くにいる民が喜び幸せである。すると、遠くにいる民もそれを聞いて集まってくる」 そのようにするべきだ、と。
身近な人や、自分の周囲にいる人を幸せにできない人は 遠くの人を幸せにすることはできない。 ボランティアが悪いわけではないが、自分のまわりの人を幸せにしないで、ボランティアばかりやっているのはかなり問題だ。
自分の家族、親戚、近所。 会社なら、社員、スタッフ、取引先、地域の人達。身近な関係を後回しにして、遠くの人の面倒をみていては繁栄はない。まず、やるべきことは、身近な人を喜ばせ、幸せにすることだ。
「社長の仕事は、お客様を喜ばせる前に、社員を喜ばせること すなわち社員第一主義、顧客第二主義」 (破天荒より) というのは、サウスウエスト航空の有名な話。
身近な近き人が喜んでくれ、幸せなら、その人が必ずまわりに幸せを伝えてくれる。幸せや喜びの輪が自然に周囲に広がる。
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