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誰に対しても敬意を払う

今日のおすすめの一冊は、オリソン・マーディン氏の『自分の磨き方』(ディスカヴァー)です。その中から「やればできる」という題でブログを書きました。

本書の中に「誰に対しても敬意を払う」という心に響く文章がありました。

カッとなったときに最もみっともないのは、理性を失って自分をコントロールできず、人前で醜態をさらすことだ。ふだん恥ずかしくて人には見せられない「内なる狂人」が暴れ出すと、取り返しがつかないくらい大きな顰蹙(ひんしゅく)を買うことになる。 

考えてみよう。どんなに挑発されても、特定の人の前では怒りをあらわにしないように自分 をコントロールするはずだ。たとえば大切なレセプションやディナーパーティーで人目をはばからずに怒りをぶちまける人はいないだろう。

つまり、どんなに腹が立っても、その気になれば、たやすく怒りを抑えられるということだ。 他人に怒りをぶちまけるのは、自分が相手よりも偉いと勘違いしている証拠である。

たとえ ば、上司が部下に、客が店員に怒鳴り散らすのがそうだ。しかし、どんな相手に対しても敬意を払うようにすれば、人前で醜態をさらさずに済むし、あとで後悔したり謝罪したりする必要もない。

◆ある特定の場所では自分の感情をコントロールできるのに、自分の妻(夫)や子供に対して、ひどく怒ったりするのは、自分の「幼児性」の問題だ。
 
大人になるということは、幼児性を克服すること。幼児性が強い人は、自分の思い通りにならないと、拗(す)ねたり、当たり散らしたり、怒鳴ったりする。また、我が強く、自分の好き嫌いを押し通す。つまり、我慢ができない。自律していないから、セルフコントロールができないということでもある。

自分の幼児性を削り、誰に対しても敬意を払える人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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