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いい言葉を大切にする
今日のおすすめの一冊は、萩本欽一氏の『欽言力(きんげんりょく)』(日本文芸社)です。その中から「思い通りにいかない道に運が落ちてる」という題でブログを書きました。
本書の中に「いい言葉を大切にする」という心に響く文章がありました。
60年以上生きてきて、辛いこともあった気がするけど、幸せだったり楽しかったことが、いやなことを全部覆いかぶしちゃった気がする。これは単にラッキーだったのか、自分がうまく裁いてきたのか、定かではないのね。
でも、少なくとも、自分で切り開いてきた感じはしない。人生の岐路に立つと、必ずいい人が現れてくれたの。いい人に出会えば、楽しい人生が送れるんだよね。だけど、いい人って、探そうと思ってもなかなか見つからない。じゃあ、どうすれば出会えるのか。
ちょっとだけ自慢すると、そのコツがかすかに見えてきた気がしてるの。たとえば、昔からいわれてきたいい言葉を守っていく。「義理」とか「人情」とか、「正直」だとかね。今はみんな、新しい言葉を求めてるでしょ。
だけど僕は、大事な言葉って、昔から身の周りに落ちているような言葉だと思う。正直に人生送っていると、向こうから正直な人がやってくる。ずるいことしたり、ガツガツしないで生きていれば、同じような人が近寄ってくるってことだよね。
伝記を読むと、過去の偉人たちが指針とした素晴らしい言葉が残っている。それは、一見古めかしいが、ひとつひとつはいつまでも通用する珠玉(しゅぎょく)の言葉だ。
「勤勉」「親切」「謙虚」「親孝行」「卑(いや)しくなるな」「礼節を守る」「志(こころざし)を持つ」「恩を忘れない」「人に迷惑をかけない」「約束を守る」「威張(いば)らない」
いい言葉を大切にすれば、いい人が現れる。
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