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過去が咲いている今

今日のおすすめの一冊は、今西恭晟(たかあき)氏の『魂に響く108の言葉』(プロセスコンサルティング)です。その中から「一燈を提げて暗夜を行く」という題でブログを書きました。

本書の中に「過去が咲いている今」という心に響く文章がありました。

《過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今》
(河井寛次郎・かんじろう)

陶芸家の河井寛次郎は、「過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今」と、焦点を「今」に 結び、「今」を強調しました。決して、「過去が咲いている現在、未来の蕾で一杯な現在」 と、曖昧な「現在」などを問題にしていません。 

私たちが生きるのは、つねに「今」です。今、今、今の「今」の一点に私たちは呼吸しています。そして、この「今」のなかに過去が咲いているのです。また、可能性に満ちた未来の蕾が内蔵されているのも「今」です。 すべてが今の生き方、この一点にかかっています。

◆我々のの現状はすべて、過去の行動の結果だ。過去に積み重ねてきた行動の結果が、今の自分をつくっている。過去に、文句や不平不満ばかり言ってきた人は、今、文句や不平不満に囲まれる人生となる。また、過去、何事も真剣に取り組まず、手を抜いたり、なまけてばかりいれば今、横着でぐうたらな人間となる

反対に、過去に、人知れず、コツコツと自分を高め、自分を磨く地道な努力を重ねている人は、今、人から信頼され、慕われる人望が厚い人となる。また、過去に、まわりの人たちに「おかげさま」と感謝多き人生をおくってきた人は、今、感謝に囲まれる人生となる。

そして、今の努力が未来に花開くための蕾となる。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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