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「でも」と「だけど」

今日のおすすめの一冊は、植西聰(あきら)氏の『「いいこと」がいっぱい起こる!鏡の法則』(王様文庫)です。その中から「人に好かれる人と嫌われる人」という題でブログを書きました。

本書の中に『「でも」と「だけど」』という心に響く文章がありました。

ダイエットのためにスポーツ・ジムに通いはじめたと友だちに話したら、「でも、いくらジムに行っても食べる量を制限しなければ、やせないんじゃない?」と言われてしまった。そういうとき、たいていの人はちょっと不快な気持ちになります。

夏休みにグアムへ家族で旅行に行ってきたと同僚に話したら、「だけど、向こうだって暑いんでしょう。暑いときに暑いところに行くのは、どうかなあ」と言われた。こんなときも、これまたたいていの人はちょっと不快になります。

「これ以上、この話をするのはよそう」と思う人もいるでしょう。なぜでしょうか。それは、「でも」とか「だけど」と言われると、自分の考えや体験を否定された気になることと関係しています。

誰に対しても、口グセのようにそういう言葉を用いていると、周りから、「あの人は私が言うことにいつも異を唱える」と思われるようになってしまうでしょう。人と話すときは、話題の主導権を相手に譲り、それに同調・共感するくらいの気持ちでいるといいのです。それだけのことでも、対人関係はガラリと改善されるものです。

◆相手に同調し、共感するのに最もよい方法は、田中真澄氏の提唱する、「うなずき」、「相づち」、「驚き」という傾聴の3動作の実践だ。講演会などで、聴衆のうなずきが多いと講師は話をしやすい。

心の底からの「ああ、そうなんだ」「なるほど」という相づちの言葉は、相手をほっとさせる。驚きの表情で感嘆して聞いてくれると、最高の味方を得たような気持ちになる。反対に、「でも」と「だけど」は相手の心を冷やし、嫌な気持ちにさせる。

「でも」と「だけど」をやめて、傾聴の3動作の実践をしたい

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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