今日のおすすめの一冊は、渡辺和子氏の『幸せはあなたの心が決める』(PHP研究所)です。その中から『口から出る言葉すべてを「愛語」に』という題でブログを書きました。
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齋藤一人さんは「愛語」についてこう語っています。
口に出す言葉に愛があるかどうかを、ちゃんと考えて出してみるといいよね。その場合は、素直さから学べることがいっぱいあると思うよ。出した言葉に、トゲや毒があったりすると、結局は自分がそのトゲに刺さったり、毒が自分に回ったりして、苦しむことになるしね。そうならないためにも、あくまで自分の言葉に愛があるかどうかを考えるべきだね。
自分に素直って、本来楽しくて、幸せなことなんだよ。そういう楽しい時に、毒のある言葉や、トゲのある言葉なんか、出てこないはずだよね。世の中には、愛のある言葉や美しい言葉っていっぱいあるから、探してみるといいよ。それだけでも楽しいから。
よく「あの人は毒舌で、ズバズバ言いたいことを言うけど、ちゃんとしたことを言ってくれる」とかを聞いたりするけど、それは違うよね。それなら、もっと綺麗な言葉を使った方が、言っている本人も聞いている人も幸せになれるはずだよね。ちゃんとしたことを言うって、そこまで素晴らしい意見が言えるんなら、愛を持ってしゃべった方がいい。
人に対してばかりじゃなく、自分にダメ出ししたりする人もそうだよ。自分に対して、魂ってものは、そんなことをしたくないはずなの。素直に考えてごらん。人から怒られたりダメ出しされたり、責められて良くなるのなら、もうとっくにそうなっているよね。それよりも、自分にだって素直に愛のある言葉をかけてあげれば、魂は輝き出すよ。のびのびと、本来の自分らしさを発揮できるようになるし、明るくだってなれるよね。そうなると、もっと楽に、素直に生きられるよ。(「素直さ」こそ最強の武器である/秀和システム)より
よく、毒舌や、シニカルなことを言って、それが受けていると勘違いしている人がいます。聞いている人は、仕方なく笑いますが、その場はどんどん冷めていきます。あたたかな言葉は、その場をあたためますが、冷たい言葉はその場を冷やします。そしてちょっとした一言で、人は傷つくこともありますし、その一言で生きる元気をもらうこともあります。
人を「あたたかくする」「楽しくする」「気持ち良くする」「喜んでもらう」「幸せな気持ちになってもらう」「嬉しくなる」、という気持ちになってもらうように、いつも自分の言葉を磨くことこそが人生の修行なんだと思います。
「はじめに言葉があった」と聖書にあると言います。まず、言葉なんですよね。「愛語」、本当に大切だと思います。
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