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運命をひらくには
今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『人間における 運とツキの法則』(致知出版社)です。その中から「人間の花を咲かせるには」という題でブログを書きました。
本書の中に「運命をひらくには」という心に響く文章がありました。
《決意すること》小さなことでいい。 小さなよきことを決意する。 そこから運命の歯車は回転していく。 そして決意したら、それを持続すること。 花は一瞬にして咲かない。 木も瞬時には実を結ばない。 自明の理である。
《敬するものを持つ》次に、「敬するもの」を持つこと。 「敬するもの」とは 人が心の中に持った太陽である。すべての生命は太陽に向かって成長する。心もまた敬するものを持つ時、それに向かって成長する。
《縁を大事にする》最後に、「縁」を大事にすること。縁を疎かにして大成した人は一人もいない。「不幸の三定義」というのがある。脳力開発の第一人者・西田文郎氏から聞いた。
一、決して素直に「ありがとう」といわない人
一、「ありがとう」といっても、恩返しをしない人
一、「ありがとう」と唱えただけで恩返しはできたと思っている人
縁のある人に、この逆のことを心がけていくところに、運命をひらく道がある。心したいことである。
決意するとは、旗を掲げることだ。自分は何者であり、何をなすべきかという問いかけに答えること。「この港から出港するぞ」、と決意しなければ風は起きない。
敬の根本は親を敬することにある。「親を敬する者はあえて人を慢(あなど)らず」(孝経) 親を尊敬している者は、人を慢(あなど)ったりしないという。一番身近な親をばかにしたり、みくびるものは他人にはもっとひどくなる。
縁尋機妙 多逢聖因 (えんじんきみょう たほうしょういん)という、 安岡正篤師の言葉がある。
《縁尋機妙》良い縁は次から次へと良い縁を結んでくれる。縁とは誠に不思議なもの、計らざるもの。
《多逢聖因》結果には必ず原因がある。いい人との出逢い、いい書物との出会い、いい師との出会い、気のいい場所との出会い。それら全てが良い結果を創り出す。
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