今日のおすすめの一冊は、マーク・ネポ氏の『「自分を変える」心の磨き方』(三笠書房)です。その中から「学びは必要なときにやってくる」という題でブログを書きました。
本書の中に「考えすぎずに行動する」という心に響く文章がありました。
◆深く考えない方法はいくつかある。一つは物事をゲームのように考えること。ゲームは思い通りにうまくいかないから何度でもやりたくなるし、それが苦痛ではなく楽しみとなる。
目くじらを立て、決死の覚悟でやると「真剣」ではなく、「深刻」となってしまう。一度きりの生き死にをかけた真剣勝負だ、と思ったら怖くて行動できなくなる。
また、もう一つは、失敗することを怖れないこと。失敗し慣れている人は、「失敗しても勉強だと思えばいい」とか、「また失敗しちゃった。よし、もう一回!」などと失敗を楽しむことができる「成功へのハードルを低くできる人」だ。
絶対に失敗できない、と思ったら考えすぎて一歩も前に進むことはできない。「人生は冥途(めいど)までの暇つぶし」(今東光)と、ニヤリと笑って、面白おかしく、軽やかに生きる生き方だ。
どっちに転んでも、失敗するときは失敗し、うまくいくときはうまくいく。あまり深く考えないことだ。考えすぎず、行動する人でありたい。
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