幸せを感じるには
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『神様を味方にする法則』(マキノ出版)です。その中から「目の前のできごとを淡々と受け入れる」という題でブログを書きました。
本書の中に「幸せを感じるには」という心に響く文章がありました。
幸せを感じるには、今ここで思うだけでいい。何か条件づけする必要はない。 「ああ、幸せ」と思ってしまえばいい。そして、それを口に出して言ってしまうと、とても幸せだということに気づきます。
家族がいて、例えば妻や夫がいて、子どもがいて、この家族とけんかしたり言い争ったりしない。今日も家族はけんかをしなかった。これも幸せです。
友人が電話をかけてきた。友人はけんかをしかけてくることなく、穏やかで楽しい話題の電話だった。これも1つ。
駅に行くまでに50人の人とすれ違ったとします。1人目の人が、私をどなったりしなかった。これで幸せ1つ。2人目の人がどなったりしなかった。これで幸せ2つ。3人目の人にもどなられなかった。そうして無事に駅に着くことができた。駅に着くまでだけで、山ほど幸せを数えることができます。
病気やけがをしていても、幸せだと思う人は幸せです。
悩み事をいちいちあげつらう時間があったら、「今、幸せだ」と言って、幸せを山ほど数え上げてみる。そうすれば、膨大な数の幸せに囲まれていることに気がつくでしょう。自分を囲んでいる幸せに気がつくと、悩み苦しみをああじゃこうじゃと言っている自分の不遜さもわかります。 幸も不幸も存在しない。そう思う心があるだけです。
あの世に行くと、向こうで決まって聞かれることがあるといいます。それは、「人生を、どれほど楽しんできたか」という問い。つまり、人生という現象をどう捉えたか、という質問です。
小林正観さんは、「幸も不幸も、勝ちも負けも、成功も失敗も、敵や味方も、全部自分が決めている」といいます。つまり、この人生を楽しいと思うか、そうでないと思うかは自分が決めているということです。
この一度しかない人生を…面白がって、楽しんで、愉快に、生きていく人でありたいと思います。
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