今日のおすすめの一冊は、エリック・バーカー氏の『残酷すぎる人間法則』(飛鳥新社)です。その中から『人生において本当に重要なものは「人間関係」』という題でブログを書きました。
本書の中に「ホモ・サピエンスがネアンデルタール人に勝った理由」という興味深い文章がありました。
本書によれば、人は、人の気持ちを読む能力は低いという。見知らぬ人の場合は正答率は20%。配偶者でも35%だという。つまり、人の気持ちが読めない。
つまり、その能力のおかげで我々はネアンデルタール人に勝った。読む能力が低いというのは、一見するとマイナスのことに思える。が、だからこそ、お互いがお互いを信じることでしか、協力し合うことでしか、日常生活をおくることができない。
残念なことだが、人の気持ちが手に取るようにわかったら、あっという間に人間関係は崩壊する。
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