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人生の折り返し地点を過ぎたら

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『「人生を楽しむ」ための30法則』(講談社)です。その中から「人生を楽しむには」という題でブログを書きました。

本書の中に「人生の折り返し地点を過ぎたら」という心に響く文章がありました。

人生には折り返し点があります。寿命が80年の人は人生の折り返し点が40歳、寿命が70歳の人は折り返し点が35歳、ということです。その折り返し点を過ぎたようだ、と自分で思える方があったら、次のことに意識を切り替えることをおすすめします。

旅をするときは、どこへ行くか、ではなく、誰と行くか。食事をするときは、何を食べるか、ではなく、誰と食べるか。語り合うときは、何を話すか、ではなく、誰と話すか。ということが、実は幸せの本質

自分が「人の間で生きていて幸せ」と思える、そういう人間関係の人たちと一緒に旅をすることができたら、田んぼのあぜ道で座っておにぎりを食べていても、幸せを感じます。でも、どんなにいいところへ行っても、気の合わない人、価値観の違う人、例えば気に入らないことがあると、ホテルのフロントの人を怒鳴りつけるような人と一緒では、楽しくありません。

良き仲間とは、同じ方向を向いていて、同じ価値観で生きている人のこと。同じ話題を笑顔で話せる人を良き仲間といいます。私たちの場合は、「喜ばれるように生きている人」のこと。

その前段階で、「不平不満」を口にせず、「感謝」をいつもしている人のこと。良き仲間に囲まれているだけで、天国。年収何億円ももらっている、大会社の社長がいるとしましょう。その人が幸せかどうかは、この人に良い友人がいるかどうか、です。

◆人生は前半生にどんなに華々しく成功したとしても、後半生が不平不満や愚痴や泣き言ばかりの人生だったら、不幸な人生となってしまう。後半生を楽しくワクワクしながら生きている人は、仲間を見るとわかる。一緒にいる仲間が、いつも笑いが絶えなくて、楽しそうに生きているからだ。

しかも、大事なことは、ただ楽しそうに生きるのではなく、ともに学び合い、自分を磨き、高めているということ。それは、皆がそれぞれ、「人に喜ばれるように生きている」ということ。また、それぞれが、学び高め合う楽しいコミュニティに関わっているということでもある。

だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら、大切なことは「誰と行くか、誰と食べるか、誰と話すか」。

人生の後半生は・・・
良き仲間に囲まれる人生を送りたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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