今日のおすすめの一冊は、スティーヴ・チャンドラー氏の『自分を変える89の方法』(ディスカヴァー)です。その中から「始めるのに、遅すぎることはない」という題でブログを書きました。
本書の中に「生涯にわたって勉強と成長を続ける」という心に響く文章がありました。
「人生100歳時代」と言われて久しい。 仮に65歳で仕事を辞め余生をおくったとすると、あと35年もの人生を余生として生きなければならない。 余生とは、余(あま)りの人生ということだ。
世間との関係を絶ち、隠遁(いんとん)生活に入り、孤高の人生を続けるとするなら、35年はあまりにも長すぎる。 人との関係を絶つとは、世の中に何も貢献せず、人を喜ばせることもせず、人の役に立つこともしないで、余生をおくるということだ。
そもそも、仕事も何もしないで、年金だけで、35年間優雅なリタイア生活をおくるとするなら、それは金銭問題でもかなり難しい。 同時に、健康面でも問題だ。 人は適度の刺激やストレスがあった方が、免疫力も上がり、長生きできるという。
仕事を続けるということは、うまくいかないことの方が多く、緊張や、ストレスもあるのは確かだ。 しかし、それが脳の活動を活性化する。 だからこそ、生涯現役で働くことが大事になってくる。 生涯にわたって勉強と成長を続け、未来について学び続ける人でありたい。
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