年寄は若者を応援する人に
今日のおすすめの一冊は、本田宗一郎氏の『やりたいことをやれ』(PHP)です。その中から「年寄りのほうが世間知らず」という題でブログを書きました。
本書の中に「年寄は若者を応援する人に」という心に響く一文がありました。
世界に類をみない革命、明治維新を成し遂げたのは20代や30代の若者たちだ。しかし、忘れていけないのは、その裏に、彼らを認めたり、応援した年長者や老人たちがいたからだ。
どんな改革でも、実力や権力のある年長者や老人たちが本気になって止めたら、その改革は一歩も進まない。昨今の大企業がバタバタとダメになっていく裏には、こういう現象がある。
だからこそ、年長者や老人は、「若者を応援する人」でなければならない。特に、変化の激しい現代はそれが必要。応援するには、自分も勉強して、その問題の本質をある程度わかっていなければならない。
つまり、新しい情報や、考え方を受け入れる好奇心と柔軟性が必要だ。頑固一徹で、誰の話も聞かず、昔話ばかりしているような老人は害しかない。
年長者や老人はすみやかに、経営や政治の第一線を退き、応援する人になること。いつまでも、ぐずぐず第一線にしがみついていてはいけない。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?