記録を残す
今日のおすすめの一冊は、クリス・ギレボー氏の『自分再起動』(飛鳥新社)です。ブログも同名の「自分再起動」として書きました。
本書の中に「記録を残す」という興味深い話がありました。
《クエスト(冒険の旅)の記録を残したほうがいい?》おそらく、何らかの形で記録しておくのはいいことだと思う。私が話を聞いた人たちの中には、クエストの過程をもっとしっかり記録しておけばよかったという人もいれば、すべてをせっせと書き残したという人もいる。
アメリカ国内のメジャーリーグ球場をほとんど全部訪れたジョッシュ・ジャクソンは、自分の経験をもっと熱心に記録しておけばよかったと後悔している。もっとたくさん写真を撮り、チケットの半券をとっておけばよかったと思っても、野球場を訪れたのはもうずいぶん前のことだから、今となってはどうしようもない。
記録を残すには、次のような方法がある。●写真やビデオを撮る ●文章にする。ブログも可 ●お土産や記念品を集める(ジョッシュ・ジャクソンの言うチケットの半券のように) ●スクラップブックを作る(昔ながらのものでも、デジタル版でもいい) ●その他なんでも
もし記録に残すとしたら、どんな形で残すのが自分に一番向いているのかを知っておくといい。旅を始めたばかりの頃、私はどこへ行くにもカメラを持ち、せっせと写真を撮ろうとした。私は写真が下手だし、写真を撮るのがストレスになる場合さえあった。
気がつけば、周囲の景色を心から楽しむよりも、いい写真が撮れそうな場所を探すことばかり考えていた。 これではいけない。そうハッと気づき、とうとうスマートフォンのカメラでスナップ写真を撮る以外に写真を撮るのをやめてしまったら、気が楽になった。文章を書くほうが私にはずっとしっくりくるので、私は書いて記録を取りつづけた。
教訓。あなたが「やらなければいけない」と思う方法ではなく、自分に合っていると思う方法で記録を残そう。
生活(ライフ)の記録をデジタルなデータとして残すことを「ライフログ」と言います。エバーノートやLIFEベアなどのアプリを使い、写真や日記を残す方法です。日記には色々な書き方があり、日常の出来事をただ書くだけでなく、「いいことを書く」や「楽しかったこと」「感動したこと」を書く日記もあります。
これは、グッド&ニューという手法で、過去24時間にあった「良いコト」「新しい発見」をみんなにシェアするというゲームで、この手法を使って荒れた学校がよくなった、という事例があるそうです。
これを、ライフログとして残したり、ブログとして発信すればクエストの記録として残ります。
今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす
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