魂の成長の段階
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『人生がすべてうまくいく“魂”の成長』(プレジデント社)です。その中から「自分が幸せで楽しくしていることは、周りを幸せにする」と題してブログを書きました。
本書の中で「魂の成長の段階」について斎藤一人さんは、こう書いています。
自分が「楽しい」と思うことが正しいけれど、ただ、注意が必要なことがあります。 例えば、人に親切にすることが「楽しい」と思う人もいれば、人の悪口を言って「楽しい」と感じる人もいるんです。 これって“魂の段階”なんだよ。 普通は「人の悪口を言って楽しい」なんてないけど、その人はその段階なの。
それで、言って言われて傷ついているうちに学んで、だんだんやめるようになっているんです。 昔は下町とかで、人の悪口言うのが“憂さ晴らし”だったの。 それも小さな村とか限られた人たちの中で言うことだから、それほど問題になることはなかったんです。 それが今は、ブログとかSNSなんかであっという間に広まるから「悪口を言われるのは、これくらい嫌なことなんだ」ってすぐにわかるので、学びが早いんだよね。
他人の足を踏んでいる時はわからなくても、踏まれて初めて、その痛みがわかる。 そんなものなんです。 この話でもなんでもそうなんだけれど、世の中っていうのは神の摂理で、どんどん良くなっているの。 それが「魂の成長論」なんです。 だから今、人の悪口を言っているような人も、これからもっと良くなろうとしている“過程”なんだよ。 すべてが良くなっていくの。
昔はお金に困った人の中には、出刃包丁とかを持って押し込み強盗とかしていたんです。 オレオレ詐欺みたいに、電話だったら切ることができるけれど、包丁持って入ってこられたら大変だよね。 実際、昔と比べたら押し込み強盗ってかなり減っているんだよ。 必ず、少しずつ良くなっているの。 それと「良くなっている」と思っている人には、良くなっていることが起きて、「困った」と思っている人には、困ったことが起こるんだよ。
それで、困ったことが起こる中で成長して、良くなっていくんだよね。 結局、その人の魂がどれくらい成長しているかによって、何を楽しいと感じるかも違ってくるの。 魂の成長の段階によって、起こる出来事も違ってくるよってことなんです。 「このことで、自分の魂が成長する」と信じている人は、起きることがすべて楽しいんだよ。
たとえば、国や政治の悪口や文句や批判ばかりをSNSで発信している人は、ついうっかり、言ってはいけない他の悪口や文句や批判も言ってしまうことがあります。 悪口や批判が、すっかりクセになっているからです。 すると、それが時として大きく炎上するのです。 いつか、自分に返ってくるということですね。
また、「未来は暗い」、と思っているに人は「暗い未来」がきます。 このコロナ禍で、「先行きは暗澹(あんたん)たるものになる」と思っている人は、「暗澹たる未来」がきます。 反対に、「未来は明るい。今より必ず良くなる」と思っているに人は、「明るくて、今より良き未来」がきます。
このコロナがあったから、「自分も成長できる」「魂も成長する」と思う人は、未来を見越して勉強もするし、新しいことにもチャレンジします。 また、リンカーネーション(輪廻)を信じている人は、自分の魂としての人生は、生まれ変わりが何千年にわたって続くと思っているから、死ぬ間際まで、魂を磨き続けます。 しかし、リンカーネーション(輪廻)を信じない人は、魂としての何代にもわたる人生など考えないから、生き方が刹那的(せつなてき)になります。 魂の成長のため、明るい未来を信じる人でありたいものです。
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