拒絶したのは誰か
今日のおすすめの一冊は、マーク・レクラウ氏の『習慣を変えれば人生が変わる』(ディスカヴァー)です。その中から、「同じことの繰り返しでは、違う結果は得られない」という題でブログを書きました。
本書の中に「拒絶したのは誰か」という心に響く文章がありました。
拒絶された著名人たち…
【マイケル・ジョーダン】高校のバスケットボールチームから追放された。
【スティーヴン・スピルバーグ】演劇学校への入学を3回もたて続けに断られた。
【ウォルト・ディズニー】新聞社の編集長から「アイデアと想像力が欠如している」という理由で解雇を言い渡された。
【アルバート・アインシュタイン】話し始めるのが遅く、学校の成績が悪かった。
【ジョン・グリシャム】3年の歳月をかけて完成させた最初の小説『評決のとき』(新潮文庫) は28の出版社に断られたが、刊行と同時に大ベストセラーとなり、映画化された。
【J・K・ローリング】離婚後、シングルマザーとして生活保護を受けながら、『ハリー・ ポッターと賢者の石』(静山社)を書き上げた。
【スティーヴン・キング】最初の小説『キャリー』(新潮文庫) は30回も却下され、その原稿をゴミ箱に捨てたが、妻がそれを拾い上げて再挑戦するように励ました。
【エルヴィス・プレスリー】レコード会社の幹部に「そんな歌い方では絶対にヒットしないから、早く故郷に帰って再びトラックの運転手をしたほうがいい」と言われた。
【ビートルズ レコード】会社の幹部に「グループサウンズなんてダメだ。今どき、こんな連中が成功するはずがない」と言われた。
既存の古い勢力や守りに入っている年寄り(年が若くても)は、自分たちが分からないものや奇抜でユニークなものを拒絶する。自分と相いれない新しい価値観や、考え方をする新興勢力の若い人たちを排除し、自分たちの価値観を守ろうとする。
先進的なものを受け入れていた、昔は尖った若者だった人も、既存の世界にどっぷりつかると、かつての自分のことを忘れてしまう。それは、年を取るごとに、新しいことや、新しい流れを勉強してこなかったからだ。
すると、ユニークな才能を持った新しい芽を見つけることができなくなる。見る目が雲ってしまうからだ。
個性豊かで尖った人達のことを、とんでもない連中だと拒絶していないかを、今一度チェックする必要がある。もし、否定することが多いなら、いくら年が若くても、間違いなく年寄りになっているということだからだ。
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