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品がある人とは

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 品をあげる人がやっていること』(サンマーク出版)です。その中から「学びには終わりがない」という題でブログを書きました。

本書の中で「品がある人」という素敵な話がありました。

「品がある人」って、見た目がいいだけじゃなくて、中身もすごくいいんです。 ただキレイなだけなら「品がある」とはいえないんだよね。 顔や姿がキレイでもイジワルだったり、性格が悪い人っているんです。 じゃあ、その「品がある」って何かっていうと、他人に貢献することで喜ばれる人だよね。
この地球という星は「行動の星」だから、いくら良いことを知っていても、それを行動に移さないとダメなの。 「人に親切にした方がいい」っていうことは誰でも知ってるけど、それを実際に行動に移している人って少ないんだよね。 困っている人がいたら自分のできる範囲で助けてあげるとか、公衆トイレを掃除している人を見かけたら「ありがとうございます」って声をかけるとか。
「掃除している人は、仕事でお金もらってやってるんだから当たり前」っていうのはさみしい考え方だし、「ありがとう」ってタダで言えるし、言われた方は嬉しいし、言った方も気持ちがいいんだよ。 そうやって、知っている「いいこと」を“さらっと”実践できる人が「品がある人」だと思うんだよね。
グルメとか美食家の人がいるんだけど、愛がない人って、ただ自分が有名なお店や高いお店で食べてることを自慢するんです。 それってかっこ悪いよね。 日本酒でも、なかなか手に入らない「幻の逸品」みたいなお酒の話をするよりも、「やかんに直接日本酒を入れて、焚(た)き火で温めて飲む“焼燗(やきかん)”ってうまいよね」って話なら、誰でも飲むことができるんだよね。
結局、やってることや言ってることに愛がある人って、品があがる人なんです。 それと、他人が喜んでいるものを喜ばないとダメなんです。 たとえば、誰かが「俺、今日、パチンコで大勝したんだよね」って言ったら、「よかったね」って言えばいいの。 それを「私はパチンコしないから」とか「パチンコなんてくだらない」とか、言っちゃいけないんだよ。
「宝くじ買ったんだ」って言うのにも、「私は買わない」とか「そんなの、当たるわけない」じゃなくて、「当たるといいね」って言えばいい。 好きな芸能人や歌手の“追っかけ”をしているような人でも「今日、コンサートであの人と目が合ったの!」って言うのを、「向こうはあなたのことなんか見てないよ」とか言っちゃいけないの。 その人は喜んでるんだよ。 その気持ちに水を差すようなことを言っちゃダメ。 「よかったね!」とか「ついてるね!」って言えばいいの。

品がない人は、「言葉が汚い」「思いやりがない」「礼儀を知らない」「グチや悪口、泣き言が多い」「いやらしい笑い方をする」「食べ方が汚い」「身だしなみが汚い」等々です。 つまり、相手を不愉快にさせたり、嫌な気持ちにさせる人です。

また、気持ちに水を差したり、冷やしたりする人は、言葉にトゲがあります。 「和顔愛語」(わげんあいご)という仏教の言葉があります。 なごやかで笑顔をたたえた顔と、愛ある言葉、思いやりのあるやさしい言葉で人に接するということです。 品がある人には、「和顔愛語」があります。 「和顔愛語」の人は、相手を喜ばせ、気分を良くさせます。 品がある人をめざしたいものです。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


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