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暇な時間

今日のお勧めの一冊は、ひろゆき(西村博之)氏の『ラクしてうまくいく生き方』(きずな出版)です。その中から「片手をいつも空けておきましょう」という題でブログを書きました。

本書の中に「暇な時間をなくしましょう」という本日のブログと真逆ですが、大事なことが書いてありました。

人生に余裕は必要ですが、退屈を感じるほど暇な時間には注意が必要です。人類って、飢えや天災みたいに生命の危機に対する不安や脅威に対して、「考える こと」で抵抗してきた生き物みたいです。なので、本当になにもすることがない 暇な時間ができると、無理やりにでも不安要素を探し出そうとするんですよね。
結果として、将来への不安や過去の後悔みたいに、解決策を出しようがないようなネガティブな考えまで、みずから生み出しちゃうんです。そういうネガティブな考えを脳が生み出さないようにするためには、暇な時間をつくらないことが大切です。
ただし、これは無理やりスケジュールを詰めこんで忙しく働けという意味では ありません。それは疲れます。 たとえば、僕はいまパリでほとんど予定を入れずに毎日を過ごしていますが、暇な時間はほとんどありません。ネットフリックスで映画を見たり、アプリでマ ンガを読んだり、ゲームをしたりとけっこう忙しいんです。
タスクではないけれ ど、やりたいと思っていることがあるので、暇で「なにもすることがない」と感 じることは、一生訪れないのではないかと感じています。暇な時間を持てあまして不安を抱えがちな人は、そういう「やりたいこと」を 用意しておくといいですよ。いまは手間やお金をかけずに楽しめるエンタメが山ほどあるので、どんどん活用していきましょう。

小人閑居して不善をなす」(大学)という言葉があります。小者が暇を持て余すと、ロクなことをしないということです。同様に、暇な人ほどあれこれ悩んだり、余計なことまで考えて不安になったりするものです。

今日のブログとは真逆なことを言っているようですが、いくら余裕が必要だとはいえ、何もやることがない、という行き過ぎた状態はマズイということです。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす

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