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笑顔の自撮りを!

今日のおすすめの一冊は、堀田秀吾氏の『科学的に運気を上げる方法』(飛鳥新社)です。その中から「幸せが先、成功が後」という題でブログを書きました。

本書の中に「笑顔の自撮りを!」という心に響く文章がありました。

カリフォルニア大学アーバイン校のユ・チェンらは、41人の被験者を3グループに分けて、それぞれ、A「笑顔の自撮り写真」、B「自分が嬉しくなるものの写真」、C「他者を喜ばせるものの写真」を毎日1枚、4週間にわたって撮影させる実験を行いました。

すると、3週間を過ぎた頃には、すべてのグループでポジティブな感情の増加が見られました。つまり、写真を毎日撮るだけで、幸福度が上がったのです。

さらに、グループA~Cの中で最もポジティブな感情が増したのが、笑顔の自撮り写真を撮影するグループAでした。次いでグループB、グループCの順番です。

笑顔の自分を自撮りするグループAの被験者は、普段の生活の中で笑顔が増えるという結果が出ています。 ちなみに、自分が嬉しくなるものを撮ったグループBの被験者は思慮深さに富むようになり、他者を喜ばせるものを撮ったグループCの被験者は「家族や友人との関係が、自身のストレス軽減に繋がる」と感じるようになったそうです。 

このチェンらの研究のポイントは、“笑顔”の自撮り写真である点です。 ハッピーアクションとするには、あくまでもニッコリ笑った自撮りでなければいけない。 

しかし、自撮りをするにしても、笑顔で撮るのは難しいと感じる方も多いでしょう。 そんな方は、グループB・Cのような、自分の好きなものや、家族や友人が喜びそうな写真を撮影するとよいでしょう。 

ただ、それはそれとして、「嘘の笑顔でもいいから自撮りをする」というのも一つの手です。 なぜなら、単純な脳は、つくり笑顔でも「心から笑っている」と勘違いしてしまうことが分かっているからです。

ミラートレーニングという鏡を使ったトレーニング法がある。鏡に映っている自分に向かって、自分の目標を語ったり、夜寝る前に感謝の言葉を述べたり、人まえであがらないようにするためのイメージトレーニングなどなどだ。その中でも、「笑顔」は最も効果を得られるトレーニング方法の一つだ。

かつては鏡に向かって笑顔の練習をしたが、今は携帯がある。この携帯の自撮り機能を使えば、記録も残せるし、日記のようにアップして練習もできる。笑顔はトレーニングによって決まる。誰に見せなくてもいいから、恥ずかしくもない。毎日、笑顔の自撮りを習慣としたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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