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グラインダーの刃について
コーヒーを作る際にグラインダーは最も重要な役割をしています。そこで今日はエスプレッソ用グラインダーの2種類の刃、コニカルカッター、フラットカッターについて述べたいと思います。
コニカルカッター
コニカルカッターは粉の大きさを細かく無段階に調整できるので粉の状態にとても敏感なエスプレッソ用グラインダーに多く使われています。回転速度が遅く(400回転/分)摩擦熱が少ないのでコーヒー粉に影響がでにくいです。
コーヒーを挽く量が多く、連続して使用する場合に適していると言えるでしょう。
マイナス面としては、中に微粉が残りやすい構造となっています。そのためコーヒーの新鮮な香りを損なわれる可能性があります。
フラットカッター
フラットカッターは平面状の刃で豆を粉砕します。粉の粒の大きさが揃っていて中にほとんど微粉が残りません。常に挽きたての粉がでてきます。
コーヒーを挽く量が少なく1日を通して適度に挽くのに適しているでしょう。
コニカルと違って回転速度が速い(1500回転/分)ので摩擦熱が生じていしまいます。そのため油分を含む塊ができやすくなる風味に影響を及ぼしてしまいます。
それぞれ特徴があるので用途に合わせてグラインダーを使用することによって、コーヒーの質を上げていくことができます。