コールドブリューとアイスコーヒーの違い
日本は今夏だからこそコールドブリューとアイスコーヒーについて述べたいと思います。
普通のアイスコーヒーはお湯で抽出したコーヒーを氷で急冷して作ります。作り方はホットのドリップコーヒーを作るときと同じで、ペーパーフィルターに量を倍にしたコーヒー粉をいれてお湯をかけて抽出します。直接氷にいれるので短時間ですぐ飲めます。深煎りのコーヒーで抽出すると苦みがでて暑い夏におすすめです。ミルクと割ってのむとアイスオレにもなります。
これに対しコールドブリューは水で長時間かけて抽出します。イメージ的には麦茶を作るときと同じです。コーヒーの粉を布や専用の抽出フィルターにいれて水に浸して12-24時間くらいかけてコーヒーを抽出します。時間はかかりますが作り方は非常に簡単です。コールドブリューはシングルオリジンのエチオピアやグアテマラなどのフルーティーな豆を使用し、長時間かけて抽出するので、まろやかさとフルーティーな味わいが特徴です。
コールドブリューのもう一つの方法で点滴抽出というのがあります。コールドドリップとも呼ばれていて、専用のコーヒードリッパーで一滴ずつ水をたらして抽出します。約4時間ほどで抽出できます。
好みにもよりますがコールドブリューはそのままブラックで飲んで豆の風味を味わうのがお勧めです。アイスコーヒーと違って氷に薄まらずそのままの状態で味わうことができるのも特徴です。
コールドブリューとアイスコーヒーそれぞれ特徴があるので飲み比べて自分の好みを探すのも良いでしょう。