梅酒しか飲まなかった彼女が美味しいとお代わりしてくれた日本酒
「美味しいね!!もうちょっと飲みたいな~」
日本酒を飲んでそう言った彼女と出会ったのは予備校。
18-19歳のわずか1年を同じ予備校で過ごしただけ、のはずが気がつけば20年!現在も家族ぐるみの交流が続いている。
それもこれも、共に浪人という人生の挫折を味わい合格目指し頑張る仲間意識が強かったこと。そして、小規模予備校なこともあり、気がつけば驚くほど仲良くなり、カップルが何組できたことか!!!予備校生なのに!(コラ!笑)
‘わずか1年’と言うには濃すぎる時間を過ごした。
そんな濃ゆい1年を過ごし、仲間たちも無事合格を勝ち取り大学生活を満喫していたが、予備校仲間もよく集まっていた。また、冠婚葬祭を共有した率も一番高い!!ので、彼女とお酒の場を共にすることは数え切れないほどあった。大学卒業する頃には自分のお酒の強さをしっかり認識していたので、男子に混じりなんでも飲んでした。そんな中、彼女はいつだって梅酒を飲んでいた。
その可愛らしさが羨ましくも、ちょっぴり嫉ましくもあった。
その後は共に就職、結婚、出産、育児…と環境の変化がありつつ、最近は家族ぐるみで飲む機会が増えた。
その時持参したのがこちらの日本酒。
「REGLUS ヴィンテージ2017-2018」
新潟県柏崎市にある阿部酒造が造る日本酒で、一見ワイン?と見まごうビジュアル。
「REGLUS(レグルス)」は阿部酒造の6代目が中心となって造っている挑戦的な日本酒。地元産の原材料にこだわり、低アルコール(12~15度くらい)で、720㎖(四合瓶)のみの販売。
キーンと冷やして飲むと「美味しい!!!!」
ほどよい酸と甘みで、すーーと心地よいのど越しで食事とも合う。和も洋も合わせやすい味で、スイスイ飲めてしまう。
「もうちょっと飲みたいな~」
そんな彼女の声が聞こえた瞬間、えぇーー日本酒だよ!?と驚きとともに、じわじわと嬉しさがこみ上げてきた。自分が造ったわけでもないけれど、梅酒しか飲まなかった彼女が、美味しいと言っておかわりしてくれる日本酒。。。すごい!!!!
わたしにとって忘れられない日本酒の1つになった。
***
この「REGLUS」は☆シリーズと銘打ち、『テーブル酒(晩酌酒)』として造られている。低アルコールでスルスル飲めるようなライトな飲み口。720㎖という自宅冷蔵庫に入る嬉しいサイズ。これ、結構重要!
今後低アルコールの日本酒はもっと増えていくと思われる。
このお酒で柏崎を知り、柏崎に人が来る、そして柏崎にお金を落とし、地域を潤す。このお酒が地域の潤滑油のような存在になれればと思います。
"生産地と飲み手を繋ぐ”
日本酒をもっと知って欲しい理由の一つがこれだ。
日本酒を好きなってから訪れたい土地がどんどん増えている。好きなコトってもっともっと知りたくなるから。もっともっとお酒が地域活性の潤滑油になれるといいなぁ。
「REGLUS」ゼヒとも飲んで知ってもらいたい1本だ。
やっぱり日本酒っていいなぁ~。
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