サバ好きの皆さんに試して欲しい『鯖専用日本酒』
「サバはお好きですか?」
世の中にどれほどサバ好きがいるのか、統計を見たことはないので分からないが、「サバニスト・サバジェンヌ」という言葉があったり、「全日本さば連合会」なるものがあったり、イベントで「サバーソニック・アジロックフェスティバル」(来年は行きたい!!)なんてものも開催されているほど、サバ好き人口は多いのではないかと思わされる。
そう、我が家にもサバ好きがいる。
魚と言えばサバかサンマ。好きな食べ物永遠のナンバーワンは「サバの味噌煮」である旦那さん。週に3度、サバ味噌を出しても喜ぶ(予想)。
そんなサバニストな旦那さんと暮らすようになってから食卓にサバ料理が上がることが増えた。
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夕飯はサバの西京漬けにしようと思っていたので、この日本酒を買って帰った。
『SABA de SHU(サバデシュ)』
ラベルを見ていただければ分かるように、サバなんでしゅw
『鯖専用日本酒』このお酒は、鯖をより美味しくお楽しみ頂く為に造った日本酒です。
「鯖専用日本酒」と謳ってしまう、ぎゅーーんっとニッチに舵をきった日本酒。以前から存在は知っていたけれど飲んだことはなかったので、ここぞとばかりに購入した。
まずはお酒単体で飲んでみる。
一見ドライだけど、スッキリ!ではなくほどよくコクのある味。正直、あまり好みの味ではない。(ごめんなさい)
でもこのお酒はサバをより美味しく食べるために作られた日本酒!!サバと一緒に飲んでみよう。
サバの西京焼きと一緒に飲んでみる。
甘塩っぱい西京味噌の味と一緒になると、単体で飲むより味がふんわり丸くなった感じ。そしてサバの脂や臭みをすーーっと流してくれる。
せっかくだから、と購入したシメサバとも一緒に飲んでみる。
なるほど!!!シメサバの甘みと酸味によって、日本酒の旨味が強くなって美味しい。単体で飲んだときとはだいぶ印象が違う。
** 「多種の日本酒のブレンドにより、酸度、アミノ酸が高く、サバの旨味をより楽しむ事ができ、また鯖の脂を洗い流す味わいに仕上げました」 **
サイトにそう書かれているように、一緒に飲むことでサバのよさを引き立て、余計なものを流してくれる、そんな日本酒なのだ。
(と言いつつ、サバとの相性よりも日本酒の味の変化ばかり注目してしまっていることはお許し下さい!ちなみに、旦那さんは「サバはやっぱりご飯が一番合う!」と身も蓋もないことを申してましたw)
こちらの『SABA de SHU』を造るのは、茨城県にある吉久保酒造。
サバと言えば、関サバ、金華サバ、首折れサバ。。。などが思い浮かぶが、実は蔵がある茨城県は、サバの水揚げ高日本一143,403トン(2017年)であり、25.7%のシェアを誇るサバ大国!!そんなサバ大国の茨城県の蔵だからこそのアイディア日本酒なんだろうなぁ、と思うと日本酒も茨城のサバのイメージももっと浸透して欲しい。
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日本酒はどんな料理もあう食中酒。
基本的にそう思うが、今は色んなタイプの日本酒がある。発泡系、ワインのような味わい、濃酵なデザートのようなタイプ。。。お酒単体で飲んで美味しいものも多い。そうなると、せっかく日本酒を買うのにどんな料理と合わせたらよいか分からない。。。そう悩むこともあるのでは!?
そんなとき、こういった「○○専用」「○○料理と合う!!」と明確にしているお酒は嬉しいもの。また、贈り物やホームパーティーでも話題になること間違いなし。
サバ料理が食卓に並ぶとき、ふと思い出してもらえたら嬉しい!
やっぱり日本酒っていいなぁ。
※ちなみに最初に紹介した「サバーソニック・アジロックフェスティバル」でも、『SABA de SHU』ブースありました!!来年こそは行きたい!