下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってそういうこと?
◆下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるという言葉を
接する経営者の方からたまに聞く事があります。
深く聞いていくと、
それを、精神論的にとらえている人と、
本質でロジカルにとらえている人が
いるように感じます。
動かないと失敗も成功もない。
ひたすら新商品をだせ!!
100出してようやく1つ当たるんだから、
能書きをたれてる暇があれば商品をだせ!!
こういう、精神論が間違っているとかではなく、
私も、どちらかというと嫌いではないです。
ただ、本当にその指示に従って、
それだけやっていても、
あれ、100出したのに1つもあたらない、、、
そもそも、100出せる資源ないじゃん!!
みたいな風になるなーとは、感じます。
なので、精神論は、
人を動かすためのパフォーマンスで、
その裏で、本質を理解し導く事が大切です。
私が思う、
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。。。
下手な鉄砲も数撃ちゃ、、、上手くなる。
だと思います。
たくさん出せば、
いつか1つ当たるではなく、
たくさん出すと経験値が上がる。
たくさんの失敗の経験があると言うことは、
失敗する方法がわかってくるので、
失敗する方法をしなくなる。
そうすると当たり出す。
ただ、ここを導かないと
精神論を叩きこまれた側は、
もしかすると、100出す事を目的にしてしまう。
そうなると、、、
下手な鉄砲は、下手なまま。
たまたま、当たるかもしれない、
1/100(1%)にすがるだけ。
1%の確率は、一生そのまま。
いつまでも100出さないと1当たらない。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるを
下手な鉄砲、いつかは当たる。
神頼みではなく、
下手な鉄砲数撃ちゃ下手なじゃなくなる。
だから、当たる。
その数撃ちゃを
ただ消費しちゃダメで、
投資にしなきゃダメ。
数を撃って当てたモノの、
当てた理由を「数を撃ったから」に
しているうちは、
ずぅーっと、
数を撃たないとならないという事になります。
(しかも、それは、神頼み)
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。
これは、そういう事じゃないと思うんです。
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▼新商品発売の機能をもぎ取られたらどうする?
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日本は新商品信仰と言われるくらい、
他の国から見ると、
毎年多くの新商品が発売されるようです。
他の国は、
ひとつのモノを長く提供し続けるという
風潮があるが、
日本は、
新商品を出さないと、
どこか仕事をしていない感が出てしまいます。
これは、
かつての高度成長期に
モノを出せば売れるという時代を
乗り越えてきた経験者が業界に多いので、
そう言う風潮が残っているのからだと思います。
更に、
周囲と同じことをすると
安心するお国柄という事もあり、
周囲が新商品を出しているのに、
自分はなかなか出せないという事に、
大きな不安を感じるという事もあるんでしょう。
ただ、
新商品には
多大なコスト(お金と時間)がかかります。
モノが溢れている時代で、
環境問題も叫ばれている中、
この風潮はすでに変わりつつあります。
大企業がまだそこにスライドしていないので、
気が付かないと思いますが、
世の中にこれから露出してくる企業は、
新商品を出す事にコストをかけているのではなく、
夜の中が本当に必要な商品にコストをかけて、
一点集中している企業だと感じてます。
そして、その企業は、
圧倒的な、クオリティでそれを長く続ける。
たぶん、近い未来。
何かをトリガーにして、
そう言う風潮に急展開して、
それが、すぐにスタンダードになります。
新商品発売という、
機能をもぎ取られた時に、
私に何ができるんだろう。。。
その部分の差が、すでに大きく出始めています。
それを感じながら、
今日もせっせこ、地道な活動を続けております。
そんな、仕事を今日もしています。
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