PDCA+F(フィードバック)
こんにちは!本日はPDCA+F(フィードバック)について投稿します。
PDCAとは
P(Plan)計画
D(Do)実行
C(Check)評価
A(Action)改善
このサイクルを繰り返し行う事で、個人のスキルアップだけでなく、チームとしての目標達成や評価を上手く行う事が出来るという事で多くの方が取り入れていますが、多くの組織が上手く機能してません。
その理由は他者(上司)からのF(フィードバック)いれていないからです。
・ビジネスシーンにおけるF.フィードバックとは
フィードバックとは対象となる人やサービスに対して、現状を振り返り、軌道修正をしていくため、良い点・改善点をする事です。対面にて口頭で行う事もあれば、テキストベースでコメントしたり、スコアを付けて定量的に評価する事もあります。変化の激しい現代においては、課題を早期に認識し、改善に繋げていく事が不可欠です。特にチーム内において『フィードバック』の文化を根付かせることは、企業の成長力に直結します。
企業内では、『個人』と『組織』どちらの対象にもフィードバックが有効
まず個人については、フィードバックを通じて、人材を育てることが出来ます。具体的には、目標達成に向けたアクションを軌道修正したり、モチベーションを高めるような効果があります。
一方の組織においては、フィードバックを通じて、組織改善を進める事が出来ます。具体的には、組織の課題を早期に発見して、大きなリスクを顕在化する前に、改善のアクションを打てるといったメリットがあります。
フィードバック によって期待できる効果とは?
フィードバックの効果は大きく分けると以下の2つです。
1 自らの課題を認識し、改善に向けて取り組む事が出来る
2人のモチベーションを高め、仕事のパフォーマンスを上げる
一つ目の『自らの課題を認識し、改善に向けて取り組む事が出来る』については、個人・組織のどちらにも期待できる効果です。人や組織が成長するためには、強みを伸ばし、課題点を克服する必要がありますが、自己認識と他社からの認識が異なることはよくあります。そこで、より正確な現状把握と適切な打ち手を考えるために、フィードバックが有効です。もう一つは、主に上司から部下へのフィードバックにおいて『モチベーションを高め、仕事のパフォーマンスを上げる』という効果です。例えば、スターバックスコーヒージャパン株式会社では、日常的なフィードバックを通じて、いわゆる『成功循環モデル』を店舗で回すことで、人を育て、サービスの質を向上してるといいます。さらにストアマネージャーとパートナー(店舗スタッフ)間では、人事考課における評価ではなく、定期的なモチベーションにおいて『本人のやりたいことを明確にする』ことで、個人のモチベーションを引き出しています。
組織を良くする『4種類のフィードバック』とその手段
次にビジネスシーン(社内)におけるフィードバックの目的と手段を、受けて・送り手のシーン別に整理したいと思います。
①上司から部下へのフィードバック
②部下から上司へのフィードバック
③社員同士でのフィードバック
④社員から会社へのフィードバック
①上司からのフィードバック
まず、ビジネスにおいて最も良くあるシーンが上司からのフィードバックです。これは評価面談や1on1、日常の業務において行われます。その目的は、メンバーの成長を支援することです。自らの課題を認識したり、モチベーションを高めるためには、定期的なフィードバックが欠かせません。ですが、特にプレイングマネージャーが多い組織では、普段から丁寧にフィードバックする時間が取りづらい事もあると思います。そこでオススメなのが、1対1での対話の場『1on1』です。フィードバックの機会を半期に一度の評価にしてしまうと、目標達成に向けたアクションの修正がどうしても遅くなります。1on1はより短いサイクルでのフィードバックを定着させる仕組みとして注目されています。
②部下から上司へのフィードバック
前項とは逆の関係になりますが、部下から上司へのフィードバックを実施している企業も増えています。その目的は、マネジメントの改善です。メンバーだけでなく、マネージャーも地震の傾向や課題を認識し、改善する事に務める事で、チームや組織全体が良くなります。
③社員同士でのフィードバック
次に上司・部下という関係性に限らず、社員同士でのフィードバックを取り入れている企業もあります。その目的は社員のエンゲージメント向上です。より日常シーンでは、感謝や称賛を伝えるフィードバックが多いのが特徴です。
④社員から会社へのフィードバック
最後に1対1のフィードバックだけでなく、社員から会社へのフィードバックを集める企業も増えています。その目的は、組織の改善です。例えば10の質問に10点満点で回答する、独自の『組織スコアリング』を実施している企業もあるそうです。
フィードバックの必要性はビジネスにおいて様々な場面で必要であることは多くの事例を見て感じ取れるかと思われます。PDCAサイクルが上手く回っていない人や組織はこのF(フィードバック)を入れることで問題点や新たな発見がスピーディーに出来るのではないでしょうか?
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