勘違いだらけの保育園・幼稚園の自己評価を考え直す
みなさん、こんにちは。
カタグルマの大嶽です。
さて、2月後半に差し掛かり、年度末まで残り僅か。
園経営を考えると、年度末にかけて、今年度の振り返り、来年度に向けた事業計画の立案のタイミングに入ります。
この振り返りとして、「自己評価」があるわけですが、これに関して、本当にたくさんの勘違いや誤解があることを痛感します、、
改めて、保育園や幼稚園で行う「自己評価」とは何なのか、何のためにあるのか、どう活用すべきなのか、についてお伝えしたいと思います。
まず、園の自己評価というのは、平成30年4月に施行された新たな保育所保育指針において、「保育の計画及び評価」の扱いが、第4章から、最も重要なことが記載される総則に記載されるようになったことをご存知でしょうか?
ここをご存知ない方が多いのが現状です、、
つまり、やった方が良いことから、
「やるべきこと」
さらには、
「やらなければならないこと」
に進化しようとしているわけです。
※まだ公開義務ではありませんが、「自己評価内容を踏まえて保育内容の改善を図ること」と記されていますので、改善することは必須です。
しかし、保育の改善に活かされていない園が未だに多いのです、、
そんな自己評価ですが、勘違いや誤解がまだまだあるようです。
・年1回の賞与の査定基準のために実施していると思っている、、
・自己評価=自分でできているかどうか評価するものだと思っている、、
・客観性に欠ける評価をして意味がないのでは?
・第三者評価を受審しているので必要ない?
これ、全て間違い、勘違い、誤解です。
これでは保育所保育指針に基づいた「自己評価」の目的が果たされません。
ではどうすれば良いのか?
最も大切なのは、
「目標管理として導入すること」
です。
目標管理??と思われるかもしれませんが、自己評価というのは、自身や園を把握することが目的ではなく、目標管理として、個人も園も成長していくことに主眼をおいてあります。
どうでしょうか、目標管理と思えば、視点もずいぶん変わってくるはずです。
目標を立てなければならないし、その目標にあたっての課題を知らなければならないし、その解決策を考えなければなりません。
そのための状態把握、進捗把握として「自己評価」があるという発想に変わるわけですね。
では具体的に、どのようにして、自己評価を活用して目標管理、マネジメントをしていくのか、その答えや方法をお伝えするウェビナーを開催することにしました。
以下、ウェビナーの詳細です。ご確認ください。
※園を運営されていない方は受講できませんので、予めご了承ください。
【セミナーの概要】
タイトル:
「自己評価を活用した園マネジメントのポイント」
●日時:2月28日(月)13:00~14:00
●ツール:ZOOMによるオンラインセミナー
●内容:
・園マネジメントにおける自己評価の役割
・自己評価に対する正しい理解の促し方
・監査対策のためだけではない、より効果的な自己評価の実施の仕方
・実施に向けた具体的な手順と効率的なPDCAサイクルの回し方
【以下お悩みの経営層・園長先生にオススメです】
・自己評価の実施の目的が監査対応になってしまっている
・自己評価を実施しているものの、場当たり的になっていて、実施後のフォローが出来ていない
・園運営の改善に繋げることが出来ていない、繋げ方がわからない
・自己評価の意義や実施の目的を、職員にどのように伝えれば理解してもらえるのか分からない
・自己評価をより効率的に、効果的に実施できる方法を知りたい
【講師】
株式会社カタグルマ
カスタマーサクセス部 部長 近藤めぐみ
2013年4月:
株式会社日本保育サービス 入社本部職員として、現場マネジメント、施設開発業務に携わる。
2019年4月:
株式会社船井総合研究所 入社認可保育所、学童の公募、プロポーザルに関する支援のほか、保育園、幼稚園の研修、組織力強化の支援に携わる。
2022年1月:
株式会社カタグルマ(KatagrMa) 入社 カスタマーサクセス部 部長就任
【お申し込み方法】
以下の参加申し込みフォームより、必要事項をご記入の上、お申込みいただければと思います。
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ではまた。