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横長湾曲ディスプレイで仕事した方が良い

本当か?と疑念を抱くのも無理はない。僕も昔は横長(笑)湾曲(笑)モニタ(笑)と思っていた。調べても「ゲーミング」と書いてありがちで、仕事に使えるのか?だが同時にこうも感じてはいないだろうか。実は凄い生産的なのではないか…と。
その思いが払拭できず、とうとう34インチ横長湾曲ディスプレイを買ってみた。結果、仕事のストレスが半分になった。
写真では音楽制作アプリケーションが表示されているが、日中はいわゆる普通のデスクワークをしている。

仕事の速度も体感で1.5倍になった。元は15 inch macbook pro + 27インチ外部モニタの二画面で仕事をしていて、悪くない状態だったはずだが、何故そんなに差が出るのか。

買ったのは下のHUAWEIのモニタで、併せて業務導入している知人に勧めてもらったLGのモニタも載せておく。

3つのデスクがある状態にできる

仕事中、平均していくつのアプリケーションを同時に使っているだろうか。

1つ:1つのアプリで仕事をしている。
2つ:コミュニケーション(ビジネスチャットやメール)と業務。
2つ~3つ:主業務アプリと補助アプリ(例:パワポを作りながらブラウザで調べ物、Excelでデータ確認)
3つ以上:上記を同時に実施したり、web会議中に内職したり

大体こんなものではないだろうか。1つのアプリだけで仕事する状態が最も集中できるが、そんな幸運な時間は長く続かない。大抵二つか三つ同時に使って業務していることになる。

それを横長モニタに適用するとこうなる。左のTwitterはOutlook、真ん中のブラウザは主業務アプリだと思って見てほしい。

僕は概ね以下のパターンで使っている。

  • 左:コミュニケーション、中央:主業務、右:補助

  • 左:補助、中央〜右:web会議

34インチあると無理なく上記の運用ができる。

2画面時代に気付かなかった不便

  • 一つの作業中に、アプリやファイルを開いたり閉じたり探したりしなくて良い

  • その結果業務や議論に集中できる

これだけだが、とにかくこの効果が大きい。時短もなされるが、時短の問題ではない。
複数のアプリを同時に利用するのが常態化している現在、小さなモニタで映すアプリを切り替えながら仕事をするのは常に机で探し物をしながら書き物をしているようなもので、到底集中できる状態ではなかったのだ。二画面時代にはその事態の深刻さに気付くことができなかった。
web会議の時代になり、この見えざるストレスには更に拍車がかかっている。

以前のMacBook 15inch + 27インチ外付けでも合計すると画面の広さは似たようなものだが、二つの画面を行き来するのは面倒で(でしょ?)結局外付けしか使っていなかった。

全てを一つのデスクトップの上に広げたままで仕事できる!これだけで、こんなに落ち着いた気持ちで、集中して、幸福に仕事ができるとは・・・(集中して仕事ができることは幸福である)。

映画体験が良い

ちなみに、特に21:9の映画体験は非常に良い。解像度も申し分ない。
とにかく画面がでかい。ちなみに3:2の映像だと、端までは使えず27inch iMacと同じくらいの映像サイズになる。
湾曲によって視野の端まで映像が広がって、かなり映画館で映画を見る体験に近い(映画館のスクリーンは湾曲してないが。気持ち的に)

そういえばなぜ湾曲しているの?

平たいと、端に置かれているアプリの文字が遠くて見づらいから。湾曲していると目からの距離がまんべんない感じになります。

備考:音楽制作はどうなる?

DAW(Desktop Audio Workstation)のAbleton Liveを全画面にすると圧巻だが、実はそんなに広いスペースは必要なく、作業効率も大差ない。2/3程度で開いておいて残ったスペースにプラグインを大きく開いておくと便利かも。

追記:余ったスペースにTwitterを置いといたら丁度良くなりました。

備考:マイクとスピーカー

HUAWEIのモニタにはマイクとスピーカーが付いている。完全にオマケだが以下の感想であった。

  • マイク:web会議で使っているが問題ない模様。macbook proの内蔵マイクも優秀だったが、モニタ導入以降クラムシェルにしていて使えないので便利。

  • スピーカー:普通。web会議で使っている。日本語の会議なら問題ない。英語の会議を集中して聞くにはややしんどいので(聞き取りを頑張る時は高音質な方が良いのだ)その時はヘッドセットを使っている。

そんな生活を送っていたら、49インチ横長湾曲とかいう狂ったディスプレイの広告が出るようになってしまった。誰か買って試してみてほしい。

以上。皆様も良い横長湾曲モニタライフをお送りください。

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