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目を覚ました「センス・オブ・ワンダー」

7月の初め、東京から長野県に引越しをした。


長野の家は、築40年以上の古家。一人で住むにはちょうどいい、間取り2Kの一戸建ての平屋で、裏には田んぼが広がり、その先には甲斐駒ケ岳と木曽の山々が見渡せ、玄関を出ると東には八ヶ岳を眺望する美しい場所。古いわりには風が通るとても気持ちがよい家だ。

家族三人が同意のもと、それぞれの選択で住居を決めて独立という形をとったのだが、やはり大切なもの失くした喪失感や取り戻せない悔みや痛みがなかなか癒えなかった。初めて味わう独り暮らしの寂しさもあった。そんな心を優しく抱きかかえて、私らしさを取り戻す力をくれたのは、この自然環境に他ならない。
自然の営みはゆっくりと丁寧に、そしていつも偽りなく真実のみの世界。

私の中の「センス・オブ・ワンダー」が再び目を覚ました。


この家に住み始めて約一か月。私にとっては奇跡とも思える出会いがあった。
“土中環境” “土壌改善” というキーワードに導かれ、信濃境という素晴らしく氣持ちのよい土地と、そこで暮らしながら健全な自然環境を取り戻す活動をされている方とご縁が繋がった。


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