蓮根とホット・ジンジャエール
シャリシャリッっと食感のある’レンコン’が食べたくなったので’筑前煮’を作ってみました。レンコンの他に金時人参、ゴボウ、小芋、こんにゃく、鶏肉少々を合わせて炊きました。
レンコン...ってたくさんの働きと栄養があるのですよ~
ちょっとご紹介です。
レンコンは、蓮の地下茎の先端部分が肥大した部分で、冬から春先にかけて収穫されます。
レンコンには葉柄に酸素を送るための通気孔として、10個程の穴があります。
この独特の形を’見通しがきく’としておめでたい席でのお料理によく用いられます。
栄養成分としての働き
主成分は炭水化物。ビタミンCが豊富なのです。ビタミンCは肌の新陳代謝を活発にしてシミ、ソバカスを防ぎます。
たんぱく質とともに働いてコラーゲンの生成を促したり、粘膜を丈夫に保つ働きもあるので風邪の予防にも効果的なのです。
便秘に有効はペクチンなどの食物繊維も豊富に含まれているので、腸内細菌を整え
便通をよくします。また、腸内でコレステロールを吸収して、排出する働きもあるので、動脈硬化予防にも役立ちます。
レンコンを切ると糸を引きますが、これはムチンという成分です。オクラや
モロヘイヤにも含まれているもので、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。
更に、消炎作用や収斂作用のあるタンニンという成分が含まれており、胃の負担を軽減し、疲れた胃腸のトラブルを解消するのに役立ちます。胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果が期待できます。
タンニンは血圧降下作用、止血作用、抗酸化作用にも効果が期待できます。
レンコンのおろし汁を使っての改善方法
〇鼻づまりには
レンコンのおろし汁をガーゼなどに湿らせて鼻につめます。
これを左右交互に繰り返して行なうと鼻が通るようになるそうです。
〇咳止め
レンコンをすりおろしてしぼった汁を飲むと、たんを切り、咳止めに効果があるとされています。
*皮むかずにお使いいただく方が良いとされています。
〇風邪に
レンコンのしぼり汁に大根のおろし汁を同量合わせて、熱湯で薄めて飲みます。
風邪が流行るこの季節には毎日’レンコン’を摂っていきたいですね〜。
’自家製ジンジャエール’をつくりました。
レモン、たっぷりの土生姜、はちみつ、八角、カルダモン、丁子、シナモン。
身体が温まる材料がたっぷりと含まれています。
一年中いただける’ジンジャエール’は我が家の常備品です。
身体が冷えている時...風邪気味の時...冬はホットでいただきます。
寒い日が続きますので、皆様もお身体ポカポカと温めてお過ごしくださいね...
楽しい12月となりますように