
【香りのトレンド】桜は嗅覚、梅は味覚。
こんにちは。香りのコミュニケーターHIROです。
ひと月前に、桜の香りのする消費材について投稿した際、香りのトリクルダウンについて記載しました。憶えてますか?
同じ香りは(香水)→ ヘアケア → ボディウォッシュ → ファブリックケア(柔軟剤など)→ ホームケア(ディッシュウォッシュなど)の順に展開される傾向にあるので、桜の香りを追跡。発見しました桜の香りの柔軟剤。
P&Gはヘアケアもボディウォッシュも販売していますが、桜の香りは使用していないと思います。
ファブリックケア商品のランドリンでも柔軟剤とファブリックミストに桜の香り。他にも私も愛用の花王のアイマスク「めぐりズム」やネピアのトイレットペーパー「日本の美」も桜の香りを活用。他にも化粧品にも採用されていました。
ネピアは2002年からシリーズ「JAPANの香り」を発売しているそうで、今回のシリーズは「日本の美」です。凄いのは香りだけでなく、絵柄もプリントされています。注)ちなみに、このページはショッピングサイトではないです。(笑)季節感を感じるためでしょうか、桜の香り商品は期間限定や数量限定が多いようです。
一方、アメリカ生まれの自然派石鹸メーカー、ドクターブローナーの桜の香りのソープは限定ではなく、季節を設けていないようですね。
さて、香り変わって梅。夜中のおやつを買いにコンビニへ。こちらでは桜ではなく梅のフレーバー商品が。カルビーのポテチは数量限定です。
平安時代に貴族の間で確立されたお香の調合「六種の薫物」(むくさのたきもの)では春の香りとして梅花という調合があります。が、梅の香りのヘアケア 、ボディウォッシュ 、ファブリックケアはないようですね。梅のフレグランス商品はあまり見かけないと思います。梅のコンセプトの香料は存在するのですが、実は梅の香りって思い出せないです。酸っぱい印象しかなく、味覚に活用されることが多いのかもしれないですね。
今日も香り満ち溢れる素敵な一日を!
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