キーチ!!を読んだ

”自由に生きる”ための自己啓発本のような漫画

染谷輝一(キーチ)の生き様を描く漫画(シンプル)

・”ひとりでいきる”

4歳にして両親をなくすキーチ。

ひとりでいきる」という覚悟を持つ。

ひとりでいきるというのは、自分の意思を貫き通すこと。多数派と意見が違ったとしても、自分が正しいと思う道を進むこと。

これは簡単じゃない。でも、キーチのような自分の意思を貫こうとする人間は強い。自由に生きていられる。キーチはそうあった。

そして、潜在的に誰もがそんな自由を欲しているから、支持されていく。

現代はほとんどの人間が満たされている状態。でも、空っぽ。自分はどうしたらいいの?どうしたらいい?なんとなくわかっているけど進むのが怖い。色々ある。でも、勇気を出してみると変われる可能性があるって。進んでみろって。勇気をくれる。

・意外と重要な周りの仲間

キーチも結局、仲間が必要だった。大きな社会に少しでも影響を与えるにはやっぱり一人では限界がある。(子供にはなおさら)

甲斐慶一郎は優秀な右腕だった。キーチとはタイプが違うけど思想の軸は同じ。そんなパートナーがいるって大切な条件。他にも仲間が集まっていくのだが、結局、誰にだって信念に共鳴する人はきっといる。


・いつまでも強い子供でいていい

やりたいことがあるならやりなさい。感情は素直に出しなさい。

迷いなんか必要ないただ没頭して前に進みなさい。

弱い大人になるくらいなら、強い子供でいい。


まっすぐ苦しみながらも進むキーチを見て、胸が熱くなる漫画でした。

つたない読書感想文でした。


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