【中学受験 #10】 夏期講習に行かない娘の夏休みの過ごし方(Season2)
夏期講習には通わないことにしたので、家で学習計画を立てて学習。
これまでは結構ゆるかったが、夏休みはゆるいスケジュールではない。
さすがに小5なので、受験に向けてのスイッチをやんわり入れる意味でも、ハードワークに耐える気持ちを作る上でもちょっと厳し目に設定。
算数
四谷大塚の予習シリーズで例えると、予習シリーズ(5年上下)、演習問題集(5年上下)、最難関問題集(4年下、5年上)を毎日複数単元組み合わせて学習。
たとえば、売買損益(最難関問題集)と平面図形(演習問題集)と比を同日に学習するような感じの複合学習。
実際には、予習シリーズではなく、独自の教材を使っているので、親が授業をすることもなければ、つきっきりで教えることもない。
ほぼ自習で、わからない場合や解き方、学習の仕方が気になる場合だけ、アドバイスやヒントを出す程度の関わり。
計算は、予習シリーズ計算のようなプリントと『でる順』の計算を各1回分。
それに加えて、この問題集を少しずつ。
国語
こちらも予習シリーズで例えると、演習問題集、最難関問題集(5年上)ぐらいのレベルの読解を1日1題解く。
予習シリーズだと学びにくいので、これも独自の教材。
なるべく自習で完結できるようにしている。
記述が多めなので、
〔1回目〕自力で解く
→採点+アドバイス・ヒントを記入
→〔2回目〕解き直し→自己採点
→〔3回目〕解答を見て書き写す
という手順。
2回は考えて解き、3回目は解答と比べて自分のどの考え方が間違っていたのかを考えさせるように。
(どこまで徹底していたかは不明だが・・・)
1回目で正解に近づくと、解き直しは飛ばして、解答の書き写しの手順に飛べるようにすることで、1回目は気合を入れて解く。
最初がボロボロだと、頭を使う頻度が上がり、疲れるし時間がかかる。
だから、1回目は真剣にがんばる。という流れ。
語彙は予習シリーズの漢字と、やはり『でる順』。
1日1ページずつ。
理科・社会
これはそのまま予習シリーズ&演習問題集(5年下)をすすめ、週テストで確認(4日で1単元のペース)。
4年生の週テストを毎日解いて4年生の学習内容の復習。
理科は、朝食時に動画を見る。
夏休み中の学習時間は?
これらの学習を午前中に終わらせる、という目標。
つまり4時間くらい。
気合を入れて、休憩短めの日は、ぎりぎり終わるか終わらないか。
休憩中の漫画タイムが長いときは、夕方までかかっていた。
ずっと学習しているわけではないが。
そこで午前中の休憩は、学習漫画か小説に限定。
その他の漫画は、学習終了後までおあずけ。
すると、夏休みの後半に向けて、かなり早い時間に終わるようになってきた。
慣れてきたのか、実力がついてきたのかはわからないが。
見ていても、密度の濃い学習になってきたんだろうなとは感じる。
旅行はしていないが、遊びに行く日の学習は基本的にはなし。
ちなみに、「1日○時間学習する」という目標は立てない。
机の前に座っているだけでは意味がないから。
1時間あたりの学習の質を上げていく方が大切だと考えているので、必然的に
「もっとやれ!」
ではなく、
「早く終わらせるために工夫しよう!」
という圧力のかけ方になる。
子どもにとっても、「1日5時間」とか決められると、早く終わったら課題を追加されるわけだから気合いが入らないと思う。
最速で終わるためには間違えないことだと気付いたのか、ミスや空欄は減ってきたように感じる。
また、娘の場合、わからない問題で時間を使い過ぎてしまう癖があったが、それが消えてきた。
時間の使い方がうまくなるというのは、受験に向けてとても大切なことである。
その他のルーティン
まず、朝起きて、7時からラジオ体操。
兄も父も一緒に。
久しぶりにやったが、いい運動になるのでおすすめ。
その後ランニング+足が速くなる(らしい)トレーニング。
朝からヘロヘロになりながらも、体力をつけて、体をつよくしておきたかった。
娘は足が速くなりたかった。
次に、桃鉄。
前に記事で書いたが、地理強化のため。
夏休みの後半は合宿で兄がいなくなるため、巻きで進めていたいよいよラスト20年というタイミング。
1位を独走する父が、明智光秀を仲間にしたまま京都駅に停車。
見事に謀反を起こされ、物件を売りまくらなくてはいけない状況に。全然売り終わらないので、いったん終了して、2周目に突入。
2周目は、娘の行動が劇的に変わる。どの場所にどんな駅があり、どんな収益率の物件が売られているかが、かなり頭に入っていた。
また、行動にも合理性が見える。
やったらそれだけ成長するんだな、と感心。
桃鉄ですが・・・
さらに、ドラマ・映画を見まくる。いくつか見せてみたが、気に入ったのは次の4つ。
『謎解きはディナーのあとで』
『ごくせん』
『最高の教師』
『デスノート』
『最高の教師』は、重いけれど、こういうテーマの物語文はよく出るからね。
『デスノート』は、漫画で読破していたので、楽しめた。
あとは、「読書レベルを上げよう!」という企画。
自分で目標を立てさせると、「夏休み中に100冊読破!」と言っていたが、数日後「50冊読破」に下方修正。
結局、何冊までいったのやら。
森絵都さんにはまっている。
そして、入塾テストへ・・・
学習スケジュールを見てわかる通り、数国には力を入れてきたが、理社はほどほど。
入塾テストも、それに見合った結果。理科はボロボロ。
「入塾テストで数・国がこれだけ取れるのはすごい!」
と言われるくらい取れたらしいが、まあ、リップサービスもあるでしょう。
そもそも、この時期に入塾を希望するという子が多くはないだろうから、サンプル数は少ないでしょうし。
模試→入塾テストと同日に受けたあと、知恵熱(?)出して寝込んでいましたが。
体験を経てからだが、とりあえず入塾してやっていくことになるだろう。