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新人に大切なこと

今日から6月に入り、今年も半分が経ちます。月が変わることのいい事は、ただ月が変わっただけなのに、なぜか気持ちをリセットして今月も目標達成出来るように頑張ろうと思えるところですねぇ(笑)

キングコング西野さんの話

今日、TikTokを久しぶりに開けた時に、キングコングの西野さんの動画がありました。そこでおっしゃっていたことを簡潔にまずは、まとめます。

成長しない人に共通するのは、質→量→スピードの順に優先順位をつけて行動している人。そもそも新人は、何が成功で何が失敗かも分からないのに、質を求めることなんて出来ない。新人に質を選ぶ選択肢はない。大事なのは、スピード→量→質の優先順位で行動する事。早く行動に移して、提案していく。それによって早くミスを発見する事が大切。また、上司に今どうなってる?と聞かれた時点でもうダメ。

TikTokより

一言一句あっているわけでは無いので、多少解釈に違いはあるかもしれませんが大体こんな感じでした。

この内容自体は、本でも読んだ事があります。ただ、経験をして聞くと自分がいかに出来ていないかを気付かされました。では、その経験はどんな経験だったのでしょうか?

長期インターンでのプロジェクト

私は今、就職先の長期インターンで、あるプロジェクトに携わっています。しかも、インターン生の中でプロジェクトリーダーとして携わっています。

このプロジェクトにおいて、始動から1ヶ月後に中間発表がありました。その時に色々指摘を社長からしてもらった後に、私は社長と内容の擦り合わせのヒアリングをしました。(この時点でもう遅い)

すると、社長の目標や求めているものを私は違う解釈で受け取ってしまっていました。プロジェクト全体を全てやり直す必要は無かったのですが、目指す部分が違うければ、勿論、その目標への行動も変わってきます。

そもそも、目標や社長が求めているものの確認や擦り合わせは、最初にしておくべきでした。私もある程度の確認はして分かった気になり、そのまま1ヶ月プロジェクトを進めてきましたが、その間、あまり細かく報告・確認をしていませんでした。

何がいけなかったのか

話が長くなりましたが、上のエピソードからいけなかった点をあげます。

・前提や目標の擦り合わせは、最初のうちに細かくしておくべきだった
・定期的に報告をして、進め方に間違いが無いかの確認をするべきだった
・社員から、進捗状況を聞かれる前に自分から報告するべきだった

正直、自分の失態の多さに驚きます。他の人からするとそんな事も出来ないの?って言われるような内容かもしれません。私自身、例えば本でこれを読めば、こんな事はしないだろと思ってしまうかもしれません。

けど、実際は、こんなミスをしてしまいました。

先ほどのTikTokで見た、キングコング西野さんの話に戻りましょう。

1.「新人で質を求める人がいるけど、そもそも新人に質を求める選択肢は無い」とおっしゃってました。まさにそうだと思います。ただ、私はこのプロジェクトである種、質を求めてしまっていました。ある程度プロジェクトの進め方が決まって細かい話も決まってから報告しよう、完璧なものを報告しようと思ってました。ただ、新人にそもそも社長や社員が唸るような完璧な提案が出来る人はほとんどいません。経験値も思考もまだまだ甘いので当然です。ただ、完璧主義の私は、質を最初から求めてしまっていました。

2.「早く行動に移して、提案していく。それによって早くミスを発見する事が大切」とおっしゃっていました。長い期間(今回で言うと1ヶ月)、進め方に間違いはないかの確認をせずにプロジェクトを進めて、いざ提案の時に前提がズレてましたや社長の意向とズレているとなったら、そもそも、それまでの期間の内容が白紙になる可能性だってあります。今回の場合、最悪のケースは避ける事が出来ましたが、非常に危険です。毎回、会議後に報告する必要はないかもしれませんが、ある程度決まった段階で、「今は、こう言う形で進めてまして、ここまで決まりました。この進め方で行って大丈夫でしょうか?」的な、報告はやはり必要だったなと思います。後は、そもそも最初の段階で社長などにヒアリングの時間を設けてもらって前提確認をしっかりするべきだったと思います。

3.「上司に今どうなってる?と聞かれた時点でもうダメ」とおっしゃってました。上司から聞かれる前に自分から報告をするべきでした。そうする事で、FBが貰えたかもしれませんし、上司が自分の仕事以外に毎回、他のプロジェクトの事を考える負担も減らせます。

私は、プロジェクトを通して、質→量→スピードの優先順位になっていて、まさにキングコング西野さんの言う成長しない人に当てはまってしまっていました。なので、これを聞いた時に今の自分の至らなさに気付きました。

こんな恥ずかしい失態を共有するか迷いましたが、これから働く学生や社会人の人でも、知らぬ間にこういった失態を犯してしまう可能性があると思います。なので、そう言う方に私の経験を反面教師として参考にして頂ければなと思います。

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