【地元の話】群馬で栃木で埼玉で。県境辺りで暮らす僕のおススメスポット
突然ですが僕は群馬県出身で群馬県在住です。
群馬県というと、色々なイメージがあるかもしれません。
未開の地、とか「グンマー帝国」とか言われてみたり、(僕は愛のあるイジリで好きです)関東出身でない方は日本地図を見て、群馬県ってどこだっけ、ってなる人も多いと思います。関東地方における東京の存在が大きすぎるのよ。
観光地でいうと、草津温泉はそれなりに知名度が高く群馬県を代表するスポットと言えます。温泉大国と言われるくらい、温泉街は多いですね。
そんな感じで、温泉!山!がまあ世間一般的な群馬県のイメージかと思います。
なるほど、山に囲まれて、温泉が近所にあるなんて、良いところですね、と思った方。
僕の地元はそんなイメージの群馬県とは違う地域です。
一応、現在進行形で住んでいる地域で、まあ言っても田舎な地域なので詳細の市町村名は控えますが、僕は群馬県の東毛地域(とうもうちいき)という場所で暮らしています。
地図をご覧ください。埼玉県と栃木県に挟まれた細長い地域があるかと思います。桐生市、太田市、館林市を核としたこの辺りが、東毛地域と呼ばれています。
補足:桐生市がなんで飛び地なのかって?
これは平成の大合併で色々あったようですが長くなるので割愛。
やたら市町村が乱立していますが、これは「平成の大合併」の際、合併をしない自治体が多かったからですね。
なぜ合併をお互いにしたがらなかったか、といえばこれは僕の出身の東毛地域の地形にヒントがあります。
この辺りは関東平野の北端の一部であり、広大な平坦な土地が多いのです。(桐生市に限って言えば山間部も多くを占めますが、太田市は広範囲が平地、館林市は全面平地です。)
そして、この広大な平野は大企業の工場にとって進出しやすかったのです。
大消費地である東京圏から近いながら土地も安い。
工場の誘致や進出によって、各市町村は税収が確保できて単独でも行政の維持ができますから、まあわざわざ合併しなくてもやっていけるよ、っていう自治体が多かったようです。
僕の地元は、山と温泉、ではなく、工場と田んぼの街、という表現がしっくりきます。
そんなこともあってか、群馬県の観光ガイドの書籍、雑誌でも、僕の地元が紹介される分量は、まあ少ない。草津温泉、伊香保温泉、四万温泉などの温泉や山岳レジャーが豊富な県北部や西部が6割から7割。県庁所在地かつそれなりの認知度がある群馬を代表する山、赤城山を有する「前橋」と、そのお隣、新幹線の停まる県内人口最多を誇る都市「高崎」が2割。残りのギリギリ1割で紹介されるのが「東毛地域」です。
実際、地元に観光地はないのか、と言われると24年間住んできた僕でも「うーん、県北に比べちゃうと、まあ少ないよねえ」というのが本音です。
かといって、じゃあ限界集落でお店がなくて、っていうわけでもないですから活気もないかといえばそんなこともないですし。(太田市人口約22万人、桐生市人口約10万人、館林市人口約7万人)
何より地元意識、の観点で言えば僕は埼玉県も栃木県も身近な県なので、「地元のおすすめ教えて」と言われると、隣接する埼玉県の熊谷市や栃木県の足利市を紹介することも多いです。足利は「あしかがフラワーパーク」の名が関東であればかなり認知度高いイメージあります。
ということで、そんな僕の個人的地元のおススメスポットを紹介して終わりたいと思います。マニアックとか言わないで。
埼玉
栃木
群馬
というわけで、県境付近で暮らす僕の個人的、地元のおススメを紹介してみました。
詳しく紹介できませんでしたが太田市なら、太田駅北口の「太田市美術館・図書館」、お勧めです。館内は申請しないと写真は撮れませんが、是非行ってみてください。