これから撮りたいもの
これまで自由に写真を撮ってきましたが、最近、自分と写真の向き合い方を見直し、これから何を撮っていきたいかを改めて考えました。
「撮っていきたいもの」とは、作品として意識して撮影する対象のことです。家族や愛車の写真は、思い出や趣味のために撮るもので、今回のテーマには含まれません。
まず一つ目は、コーヒーや喫茶店です。学生時代からコーヒーが好きで、よく喫茶店に通っていました。特に、昔ながらの純喫茶の落ち着いた雰囲気が好きです。そんな自分の好きな空間を、作品として写真に残したいと思いました。また、モダンなカフェの新しさも魅力的なので、古い喫茶店と現代のカフェ、それぞれの良さを写真に収めたいと考えています。
次に、都市風景です。最新のビルと昔ながらのレトロな建物が共存する風景に魅力を感じています。東京では再開発が進み、古い建物が取り壊され、モダンな街並みがどんどん形成されています。今だからこそ残せる風景を、作品として撮影したいと思っています。
一見、これらのテーマには共通点がないように思えるかもしれません。しかし、僕が写真を通して表現したいのは「過去と未来を繋ぐこと」です。昔ながらの風景には温かみと安心感があり、一方で、新しいものには刺激と発見があります。どちらも僕にとって大切な要素であり、それらを組み合わせて一枚の写真に収めることで、時間や世代を超えたつながりを感じてもらえる作品を作りたいと思っています。この2つのテーマに向き合うことで、僕自身もまた、写真の楽しさと深さを改めて実感していきたいと思っています。