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フランス語上達のために…インプロをする 【2024年前半期のまとめ】

さて、日本人としては6月末と言っても「もう今年も半分過ぎたのか」くらいですが、フランス人といると「夏だ!夏休みだ!1年やりきったぞーーー!!」感で溢れ返ります。
フランス人は、9月が新年度の始まりで、翌6月に年度が終わり、7~8月は子供も大人も「夏休みムード」なのです(笑)

そんなことで「一区切り」ついたのが、年始から参加し始めた、東京にあるフランス語のインプロ•ワークショップ
今年はこのワークショップとの出会いに、この上ない幸せを感じています。

週1回の2時間だけ、東京にいることを忘れて、100%フランス語に浸かる時間。しかもインプロ=人目を気にせず子供のように遊び回る時間なので、この時だけは本当に普段の生活とも、日中の仕事とも、全く違う世界に飛び込みます。

とはいえ、「この上ない幸せ」を感じられるようになるまで、清水の舞台から飛び降りる思いを繰り返したことも事実。
パリ滞在中にフランス語の演劇クラスに通った経験から、少しガッツは備わっていたものの…
まさにその演劇クラスで「泣く経験をしたインプロ」にあえて特化した今回なので、やはりかなりの勇気を振り絞りました。

忘備録として、この6ヶ月間を振り返ります。


そもそも「フランス語でインプロなんてできるのか?」地点からスタートした1月。
フランス人オンリーの環境にポッと日本人が来て、さすがに初めは「こいつできるのか?」感が漂いました。
なんとなく2人1組になる時は「避けられてそうだな…」という人も。

こっちはこっちで、まずは指示を理解するのに必死。
「お題付き」インプロの時には「お題」が理解できないことも多々あるので、後からシーンに参加する役に回ったり、逆にお題を複数から選べる時は分かるお題を取られる前に最初に行ったり…知恵を凝らす日々w

言葉で貢献できない分、エネルギーフィジカルで貢献しようというのが兼ねてからの作戦。
言語ができると、どうしても頭で考えて定位置で話すだけになりがちなので、そこで新たな風を吹かせるのが「おいしい」貢献の仕方。
そして、良い感じに自分の緊張がほどけて、シーンの内容にもついていけてている時に、たまーに、この「おいしい」貢献ができたりします。

そして【1回】でも貢献できると、みんなからの視線も変わるもの。
さらに段々と「ひろみと一緒にシーンすると、ぶっとんだ案を投げてくれるから楽しい」と言ってくれるようになり、少しずつ一緒にインプロを作り上げていく仲間になっていけました。

とはいえ、何回ワークショップに行っても、
・シーンの内容についていけずに「??」となって終わるラウンドはあり
・言いたいことが言えなくて「あ゙ー!!」とフラストレーションは溜まり
・相手に迷惑かかってないかな…と、どこか常に気がかり
基本的に5割は中途半端&モヤモヤ感
でもその度に「もっと話したい!理解したい!勉強だあああ!」と火がついて、次1週間フランス語を勉強するモチベを持ち帰りました(笑)

周りも段々と私のフランス語レベルを正確に把握するようになるので、「このお題は理解できてなさそうだな」という時には英語で説明してくれたり(笑)、私もエイヤ!で思いついた言葉を発したら英語では通じるけどフランス語では通じない言葉だったり(笑)←その結末を恐れずに発せるようになったことだけでもメンタル強靭化されてるんです

そうやって、本当にこのワークショップの、このメンバーとしか共有し得ない【特別な信頼感】を培った6ヶ月。
だからこそ、今となっては、週1のこのワークショップが「この上ない幸せ」となりました。

さて、挑戦はまだまだ続きます。
9月にワークショップが再開されてから、次は「インプロショー」に出演することになりました。
「ショー」=観客がいます。フランス語でやります。舞台上で、100%理解できてないのに、さらけ出します。どこまで「痛い子」になりたいのか(笑)

英語でも日本語でもインプロショーは出たことないのに、まさか初をフランス語でやるなんて。
でも、先生も周りのメンバーも、実はここ数ヶ月「出なよ!」と言ってくれていたので、秋はやります。人生一度きり。もらえるチャンスは謳歌せねば♪

2024年後半も、フランス語インプロの旅、乞うご期待です♡


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