数字のもつ意味をしる
起業したら数字のもつ意味をしること。
数字の流れをしること、大切です。
起業したけど、してるけど
「数字が苦手」という人が多いと思います。
女性は特に。
数字の苦手な人は、数字を見ると
眠くなる、頭が痛くなるという。笑
まぁ、わかります。
かくいう私も本来は文系で
数学よりも国語が得意なタイプ。
そんな私が税理士として
毎日数字を相手にしてやっていられるのは
財務の基本は
小学生レベルの算数ができれば
おおよそ足りることと
いつでも数字の背景にいる人を
感じながらやっているから。
起業してでてくる
売上や経費、利益という数字は
勝手にでてくる数字ではありません。
勉強のために
教科書や参考書に出てくる数字とも
まったく違う。
それは「自分のビジネスの結果」
としてでてくるリアルな数字で
数字の背景には人がいて
その数字が作られた流れがあるんですね。
その数字の流れが読めるようになると
実はビジネスはおもしろくなります。
売上の数字を月ごとに並べてみるだけでも
その数字から流れは読み取れるんです。
私のような税理士という職業では
一般的に12月や3月に売上が大きくなります。
12月は会社からの
年末調整の計算を依頼される時期であり
3月は個人の確定申告が集中するので。
クリーニング業のような業種では
衣替えをする季節の変わり目に
売上げが大きく伸びます。
春先から初夏の今頃までは
「繁忙期」といわれる稼ぎ時です。
美容院は年末年始
卒業式や入学式などのイベントごとがある前に
予約が集中して売上げが伸びます。
年末などは日本人の心理として
やっぱり新しい年を迎えるならさっぱりと
ということで予約が殺到する。
スーパーに広告みて
買い物行ったりしたことありますよね。
今日は暑いからあまり食べる気にならない
冷たいおそばにしようなんて
コンビニでお昼を買うことありますよね。
1カ月の間にもよくみると波があったり
週ごとに曜日によっても、天気によっても
まったく違う。
逆に季節や時期が
まったく関係のない業種もあります。
こんな風に数字が読み取れるようになると
数字には意味があることがよくわかります。
自分のビジネスのリアルな数字であれば
興味ももっと湧くし
その背景を読み解くことは実は簡単なんです。
すべてが
自分で動いた結果からでてきた数字
ですからね。
そうやって意識して見ていくと
財務の数字は
自然と身近に感じられるようになります。
数字のもつ意味がわかれば
活用のしかたも見えてきます。
起業したら数字を自分の役に立たせる。
そのためには「数字の意味をしること」。