甘えていた。舐めていた。人生を。
子供の頃、あれもこれも
欲しかった。
欲しいものが色々あったけど
子供だから買えなかったなあ。
親に買ってとは、言えなかったし。
裕福だと思わなかったけど
親は、不動産にお金を
使っていた。(後で分かった)
あまり教育費に
投資をしなかったから、
わたしは、高校を出てから
専門学校に入って、
半年で辞めてしまった。
(意気地がないな)
そして、渋谷にある職安で
ある会社を見つけて
就職しました。
会社勤めは、
自分の性に合っていたから、
よかったけれど
3ヶ月程したら、
父が、大学受験をしなさい。
と言いました。
え?
なぜ?
あの時、高3の時に、
大学に合格したけど、
入学金が100万かかるが、
どうする?と聞いて来たから、
ああ、うちは、そのお金が
無いのだなと勘違いして
父には、
大学入学金が払えないなら、
行かないよ、
と答えたんだよね。
でも結局、父は、
私に大学に行くお金は、
用意していたんだね。
なら、去年言ってよ。
今更、受験勉強もしないで
社会人になっているわたしに
酷な事を強いるなよ。
わたしは、
父の言うことに
反発しながらも
また大学受験をしたんだよ。
結果、不合格。
当たり前だよね。
わたしは、会社勤めが
楽しかったから、
元通りの生活に戻り、
でも、海外留学には、
行きたかったから、
自分の働いたお金で、
英会話学校に通っていた。
それが、正しいと思っていたからだ。