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【コラム①】北海道民に愛されるNo.1 CVSチェーン

過去記事で道内ナンバーワンのCVS(コンビニエンスストア)チェーンについて触れましたが、今回はそのセイコーマートについてお話しさせていただきます。

1974年、米国からセブンイレブン第1号店が東京豊洲に出店して以来、日本の大手CVSチェーンは私たちの生活に欠かせないインフラとなってきました。しかし、実はその3年前の1971年に、セイコーマート第1号店が札幌市で開店しています。この事実からもセイコーマートは非常に長い歴史をもって、北海道民から愛され続けられていることがうかがえます。実際に全国の都道府県で、CVSの店舗数が大手CVS3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)ではないのが北海道なのです。

2021年7月現在、道内のCVS店舗数はセイコーマート(1079店舗)が第1位であり、近年その差は縮まっているものの第2位のセブンイレブン(1004店舗)を凌ぐ数です。ここで注目したいのは、広大な北海道において、離島や人口の少ない地域を含めた97.2%の市町村に出店している点です。

参考(1):株式会社セコマホームページ

 
参考(2):株式会社セブンイレブンジャパンホームページ

この写真は、近年世界的なウィンターリゾートとして知られるニセコのセイコーマートの様子です(2018年12月)。旅先で外食を好む、泊食分離が主流の欧米出身客を中心に、スキーシーズン中の店内は行列ができるほど混雑します。 面白いのは、富裕客の多いこちらの店では、レジ近くの目立つ棚に1本5000円以上する高級シャンパンが陳列されていることです。高級リゾートならでは光景という感じですね。

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セイコーマートの人気に理由の一つは、HOT CHEF(ホットシェフ)と呼ばれる、弁当など温かい食べ物が陳列されているコーナーです。広大な北海道で隈なく店舗網を敷くセイコーマートの出店戦略には、工場や店舗間の物流量を最小限に抑えるために店内で調理・加工されるHOTCHEFが欠かせない存在なのです。

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個人的にオススメなのは、
いつでも出来立て、ほかほかのカツ丼です。 
北海道に観光や出張で訪れた際に、
必ず口にするメニューです。


以上、本日は北海道民に愛され続ける老舗のご当地CVSチェーンの紹介でした。
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