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骨が弱った!さて、何食べる?何食べない?

こんにちは
Elly式養生ダイエットコンサルタント®のHiromiです。

骨を強くする!
さて、何を食べますか?

牛乳、小魚、チーズ
=カルシウム?
と思いますよね。
そもそも、なぜ弱ってしまうのか?何が影響しているのか?

「養生」的視点で、考えていきたいと思います!




骨が弱る原因

骨粗しょう症とは?

先日、母より
骨粗しょう症の診断を受け、2年間毎日自分で、お腹に注射を打たなければいけない」
と相談がありました。

骨…意識したことはありませんでしたが、
年齢とともに、直面する問題!

骨粗鬆症は、骨の強度が低下して、骨折の危険性が高くなる疾患です。骨の強度は、骨密度(骨のカルシウム量)と、骨質(骨内のコラーゲン量など)が関係しています。骨密度が若年成人平均値(YAM)の70%未満などであれば骨粗鬆症と診断されます。男性よりも女性に多く、全体の約4分の3が女性とのことです)。50歳代女性の約10人に1人は骨粗鬆症の状態にあると言われています)。

出典:日経メディカルHPより

なぜ女性に多いの?

閉経=エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が低下

エストロゲン=破骨細胞(骨を壊す細胞)の働きを抑え、骨の破壊を防ぐ役割があります。
このホルモンの分泌量が減ると、骨破壊が一方的に進んでしまいます。
骨の中がスカスカになり、
骨が脆くなってしまうということです。


「五行色体表」で見る体・心の不調

体・心はつながっています。
「五行色体表」
※五行(木・火・土・金・水)と万物の関係を表した表です。
骨は五臓・腎の影響を受けます=表の一番下に記載がある、【鹹味】かんみ(塩辛い)で養っていきます。
さて、鹹味の食材とは?

骨は五臓・腎の影響を受けます=鹹味(塩辛い)で養う

食事で改善

予防する食事


五行色体表でも記載されているように
骨=腎臓に影響を受けています。腎臓が弱ってくると、それぞれ表に記載の不調が起こりやすくなります。
五臓を養う【鹹味】は塩辛い味を意味しますが、
塩=ミネラルの一種なので、ミネラルが豊富な食べ物が◎です。

〇海産物:あさり、イカ、いわし、たら、ほたて、しじみ、海藻など

また五行色体表に記載がある腎=黒い食べ物も効果的
小豆、豆には「サポニン」「カリウム」が豊富に含まれ、
利尿作用や脂質の酸化を抑制し中性脂肪の増加を防ぎ、腎臓の機能を補助してくれます。

〇黒豆
※黒豆は色が黒で、形が腎臓に似ているので腎に良いとされています。

このように食べ物がもたらす作用と、人の臓器の機能や形が似ているという考え方を中医学では「同類相補(どうるいそうほ)」と言います。
脳=くるみ 目=にんじん 心臓=トマト 血液=ビーツ 胃=生姜 などです。

ただ食すだけでなく、形を見て、「今この臓器に効いているんだな」と思って食べると、選択する食材も変わってきますね。

〇大豆製品
納豆、豆腐、生揚げ
大豆に含まれるイソフラボン=骨代謝に良いエストロゲン様の働きをします。

〇ビタミンKを含む野菜
ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど


骨=カルシウムと思いますが、影響を受ける臓器を学ぶと、視点が変わります

避けたい食事


〇リンを多く含む食品

インスタント麺、スナック菓子、清涼飲料水の添加物、ハムなどの加工肉、ちくわなどの練り物

〇食塩(精製塩)・・・自然塩はOK
〇カフェイン
〇アルコール

自然塩について詳しくはこちらを!

加工された食品は、出来るだけ避けたい!ということですね。


以前の記事でも記載した、代謝に関わる食品。
何を選択するか、何を自分の体に取り入れるかは、自分次第です。

Elly式養生ダイエット®︎では、基本メソッドに、
【12時間断食】があります。

空腹時に内臓機能を休め・癒し
=その人本来の、体の機能を回復させる効果が期待できます!

詳しくはこちらを

【12時間断食】をスタートするにあたって、
朝は【具なし味噌汁】にすることをおススメし、
こちらをプレゼントしました。

VENUS STOCK
鰹枯節・・・気血水の巡りを促す
・昆布
・・・水分調整とイライラを抑える
・小豆
・・・美しい水の巡りを整える
・蓮根
・・・潤いをもたらす
・桑の葉
・・・イライラを抑える
・菊芋
・・・よどみを流しスッキリさせる
・ハトムギ
・・・楊貴妃も愛した食べる美容液
の7種類がブレンドされていて、不足しがちな栄養素を朝から、バランスよくチャージできます!

引用:氣麗HPより 

https://www.kirei-shop.jp/products/topaz-miso_kirei


自分が心地よい「運動習慣」で改善

母からさらに、こんな質問が!
「TVを見ていたら12~16時間断食について、特集されていた。その中で、
断食と並行して”必ず”筋トレ をしないといけないと言っていたけど
何をすれば良い?」

【筋トレ】=
・過度な腹筋
・腕立て
・ジョギング

などのイメージを持っていて、72歳から始めなきゃ!と思っていたようです。

今まで、習慣的に行っていたというのなら、まだしも
今から始めるって、なかなか大変ではないでしょうか?
40代の私でも、きついです。

母は、普段は
・ウォーキング
・ラジオ体操 
・1、2回スクワット
 
を行っているので、
それを継続的に続けることをお勧めしました。

特にラジオ体操は
嬉しい効果がいっぱい!

リズム運動は、セロトニン分泌に効果的
セロトニンとは、脳内に存在する神経伝達物質の一種
幸せホルモンとも呼ばれ、精神状態を安定にする働きがあります。

リズム運動・・・なじみがない。
というあなた!
実は「噛むこと」「呼吸」や「歩行」でも効果が期待できます!


日常に取り入れやすいものから、スタートしてみましょう!

さいごに

私が、養生の知識をつけたいと志したのは、母の影響も大きく。
私が高校生の頃から、母は漢方にはまり、
私の冷え性、生理痛や不調も、ずっと漢方を飲み続け
改善したものと、効果がなかったこともありました。
※Elly式養生ダイエット®︎を行って、上記不調もほぼ感じなくなりました!

子供ながらに、
「いや!市販の風邪薬でいいじゃん」
「そんなに健康を意識して、楽しいの?」と思っていたのですが、
【知識】を得た今!
未病を防ぎ、その人本来の【中庸】(※ちょうど良い体調状態を目指す)
には、
自分の体に意識を向ける大切さを知り、母の偉大さを感じました。

話はそれましたが、母は治療方法を悩んでいるとのことでした。

祖母95歳に相談したら、「検査しなかったら、症状があることも判明しなかったんだから、知らなかったものと思って、治療しない選択も一つ」とアドバイスしたようです。

年齢なりの考えが、あるのだと思います。

また漢方医には、治療と並行して、とにかく自分の楽しいこと、心が躍ることを行いなさい!とアドバイスされたということです。

祖母、漢方医の意見を両方聴いて、
病気=体質、生活習慣、内外的要因もありますが、
「自分自身の選択」「心」も症状に影響する、大きな要因なんだと感じました。

と同時に、やはり
養生を日々淡々とこなす(自然なものを体に取り入れる)
=未病対策

の重要性を再確認しました。

何を選択するかは、最終的に本人の自由ですが、後悔なく、納得のいく道を進んで欲しいと感じました。そのために提案できること、選択肢の幅は広げてもらえたらなと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Elly式養生ダイエット®コンサルタント Hiromi




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