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初詣とハコベ
あけましておめでとうございます。
初詣は、
私たちの友人的な存在である大木のところへ行きました。
木のそばの池は凍っていて、水鳥たちが、
とことこ とことこ
氷の上を歩いているし
氷には周りに生えている並木が映っているし
冬ならではの景色を楽しみ味わいました。
昨年から、本格的に、チェコの野草を本で学びながら、野草術を実践で試しています。
子ども時代から憧れのある、
「魔女」や「魔法(あるいは、まほう)」。
ヨーロッパでの暮らしの中で感じることや、日本や他の世界の昔からの教えなどに思いを巡らせると、
日々の手仕事、季節の感覚、日々の感情の波乗り&利用法(そして、自分の中で決める力)、植物や動物への共感の試み
などは、極めて「まほう的」なのでは、と感じるに至った昨年。
実は日常でできる、まほう。
それがわたしらしく等身大でできる、魔女修行。
今年はより一層、植物と共に、季節の感覚を磨いていきたいなと思っています。
池のほとりの草原で
新年早々、すてきな野草を見つけました。
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見よ、この凍てつく寒さの中でこの青さを。
お雑煮に入れて食べました。
チェコでは、青菜があまり種類が売っていないため、とくに冬は、ご飯のおかずのバラエティが少なくて、寂しくなります。
新年からこの青々しさが、食卓を華やかにしてくれました。
季節ごとに、自然に生えている食べられる植物は、その季節に必要な栄養がたっぷり入っています。
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わたしは鶏が、存在として大好きです。
形態がたまらなくキュートです。
小学生の頃、鶏を飼っていました。
雑草をごはんとしてあげていたとき、
わー、これ絶対美味しいよなー
と、ヨダレをたらすまではいきませんが、
いつも、ものほしげに見ながら鶏さんにあげていた雑草が、ハコベでした。
当時は人間も食べられるとかあまり考えていなかったので、
今こうして食べてみて、
やはりあの勘というか、視覚と触覚からくる感覚は、合っていたんだなぁ、と
ハコベを手にして思いました。
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