短編小説 『迷い道🍀透明交差点』
通行人 女子高生A
「どうされました? さっきからキョロキョロされて。」
20代 OL よしこ
「いえ... あの... ちょっと探してるんですよ。
母に教えて貰った場所がたぶん ここら辺りなので」
通行人 女子高生A
「探されてるのは お店? それとも住宅ですか?」
20代 OL よしこ
「いえ、交差点なのよ。目立たない交差点らしいけど『意外に重要な場所だから』と母が教えてくれたの。
でも渡された地図を先ほど 電車の中で落としちゃったみたいで」
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