ウチのカメラさんたち 20
Nikon F4
ニコン エフフォー ですかね。
わたしは「えふよん」と呼んでいます。
第4の「F」ということで、ニコンフラグシップ一眼レフカメラの4代目になります。
フラグシップ「F」で初のオートフォーカス一眼となり、(F3AFは専用レンズ2本と実用的には疑問がある子なのでなかったことに)モータードライブも内蔵に。
オートフォーカスレンズはもちろん、MFレンズも色々つけることができるカメラだったので、MF一眼レフとしても優秀なカメラ。
重い重いといわれても、F3にモータードライブをつけるよりは軽く、ノーマルのF4では単3乾電池4本で駆動するというありがたいカメラ。
それでもF3のモータードライブを単三乾電池で駆動させるときの秒3.8コマより早い秒4コマ(F3
の場合は単3乾電池8本使用 F3の最速秒5.5コマは専用ニッカド電池を使用する)
バッテリーパックの違いで「F4」と「F4S」があり、「F4S」では単3乾電池6本使用で秒5.7コマとなる。のちに追加される「F4E」は同じ単3乾電池6本を使用するが、専用ニッカド電池も使えるようにバッテリーケースを交換できやすい形状にされている。「F4S」は電池交換に時間がかかるので、報道等のプロからの要請で「F4E」が作られたのだと思う。
と、うちにはその3形態すべてがありますが、使い分けですかね。
F4SとF4Eについているのは一般販売されなかったと思うスピードライトブラケットで、スピードライトSB-24、SB-25用だったと思う。(SB-26も使えたかと)
F4Eでは廃番になっているけどデジタル対応のSB-600がついていますが、専用のスピードライトでは
横のネジをスピードライトのソケットにねじ込むことでしっかり装着ができるようになっています。
カメラとの接続はSC-17というコードでですが、
これが市販品だとケーブルが長いのに最低限程度の長さにされているのでこのSC-17は別物です。
F4は仕事カメラでしたので、こんな感じで使っていました。
SB-24も持っていますが、コンデンサがダメになってしまっています。
F4は販売期間中かなりの改良がされた珍しいカメラでもあります。外見からもわかるのですが、酷使された本体は部品交換されてしまうのと、バッテリーパックやファインダーは交換できるので、それだけでどの時期のものか判断するのも難しいかも。ボディのシリアルナンバーも外装部品を交換してしまうと変わってしまうので目安でしかないかも。
色々な部分の変更がありますが、一部紹介します。
これだけじゃなくレバーやボタンの形状だの、
ファインダーの着脱の微妙な変更とかもあるんですが。
このカメラの弱点として、プレビューボタンの鳴きとかありまして、押すと「キュッキュ」鳴くんです。
また、ファインダーの表示液晶の漏れで
表示が見えずらいだの見えないだのあります。
うちの子たちはほぼすべてそうです。
プレビュー鳴きは絞りが正常に絞られなくなる兆候らしいですね。うちの子はまだ大丈夫ですけど。
外装がエンジニアリングプラスチックになったのもあって、いまいち不人気なようですが、
良いカメラですよ。
(上記の弱点があるので今買うのはお勧めできないですけど)
で、わたしはお察しの通り複数台持ちです。
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