ウチのカメラさんたち 19
MINOLTA α-7
ミノルタ アルファ-セブン
ミノルタは今、コニカと合併して
「コニカミノルタ」として続いています。
しかし、ミノルタ、コニカともに
創業事業であった、カメラや感材の事業は
他社に譲渡している。
カメラ事業はソニー、
感材、フォト事業としているが、
それはDNPにそれぞれ譲渡された。
アルファセブンというと、
いまやソニーのα7が真っ先に思い浮かぶことでしょう。
ミノルタのαと、ソニーのαの区別なのですが、
わたしはハイフン「-」が入るのがミノルタ、
ハイフンが入らないのがソニーとしています。
(というか多分公式にそう区別されているようですけど。)
α-7 ←ミノルタ
α7 ←ソニー
言葉で云ってしまうと区別がつきませんけどね。
で、今回のウチのカメラさんはミノルタのカメラの方です。
ミノルタαの集大成とも呼べる、
中級機でありますが、上級機であるα-9よりも
スペック上で優れている点もあり、
フィルム写真を撮る道具としては、
完成度が高いと思います。
わたしはミノルタαは、α-5000から入り、あれもこれもと使ってきた人です。
最初のα-7000は操作系がボタンが主でしたが、
ボタンとレバー、ダイアルとボタン、
とユーザーが使いやすいように改良され、
一時は自動化路線で余計なおせっかいをする方向に向かっていましたが、そこで一回失敗して、
他社に売り上げで追い抜かれて、
あらためてユーザーの意図を汲みやすい操作系になるようにカメラを作ってきただけに、
ミノルタが(コニカと合併したこともそうですが)カメラ事業を譲渡する、となった時のショックは大きかった。
装着レンズは純正ではないものの、
デジタルでも人気の一本ズームで、大体なんでも撮れちゃう。
わたしはあまりレンズの性能がどうとか、単焦点レンズでぼかすとか、そりゃ写りが良いに越したことはないのですが、あまり気にしなくなってしまったかも。
このカメラはグリップや裏蓋のラバーコートが
加水分解してベタベタになるので、除去した方がいいです。わたしのこの個体は除去済みです。
オートフォーカス一眼レフって、フィルムカメラでもさっぱり人気がないようですけど、わたしは好きです。
外装がプラでもいいじゃない、寒い時期金属だとめっちゃ冷たいんですもの。
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