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ウチのカメラさんたち 6

まだまだ続くよフィルムコンパクトカメラ。

OLYMPUS XA です。

レンズバリア搭載のケースレスカメラ。

レンズとファインダーはもちろん、
連動して小さい距離計(レンジファインダー)の窓も閉まります。

オリンパスのヒット作は、ペン、XA、OMと
いわれることが多いですが、まあ納得です。

ミューとか含め、XA以外はデジタルカメラにも
その名が使われていますしね。
XAは進化系としてミューがその延長線上にあるとわたしは考えています。

XAは、XAシリーズの中でもテクニカルカメラだと思います。
距離計連動マニュアルフォーカス、絞り優先AEと、撮影者の操作や選択が求められるカメラとなっています。

ファインダーには設定値の絞りに対してのシャッタースピードが指針式で確認できる。
薄暗いところだと見えないのが欠点であるが。

カメラ上部から全面部分

レンズ下にはフォーカシングレバー、
赤いのはフェザータッチレリーズボタン。
(シャッターボタン)
ファインダーの下にはレンズの焦点距離表示。
レンズの下には感度設定レバー、
右手側には絞り設定レバー。

焦点距離表示の「3」は3メートルを意味し、
絞り設定値の「5.6」(F5.6)とともにオレンジに色付けされている。
これはピントを3メートルに固定し、F5.6に設定することで、パンフォーカスで素早くスナップ撮影ができるという指標。
個人的にはF8まで絞るとなおいい感じです。

フォーカシングはなんとインナーフォーカス、
レンズが出っ張ってきません。

「黒いコロッケ」という表現を使ったのは赤瀬川原平氏
尾辻克彦名義の著書「カメラが欲しい」にある。

ボディ下のレバーには+1.5EVの逆光補正機能と、
セルフタイマー、バッテリーチェック機能がある。
セルフタイマー位置では直角にレバーが出っ張り、通常よりカメラが安定する。

露出補正は理解さえしていれば感度設定をずらすことでマイナス補正もできるし、細かいステップで補正可能。

絞り設定レバーの一番上はFlashとなり、専用のエレクトリックフラッシュの電源が入り、フラッシュ撮影ができる。

この際、レンズを前から見るとF2.8とF4の中間の絞りの開きになることが確認できると思う。
この時はF3.5となる。フラッシュを共用できるXA2などのレンズの開放値がF3.5ということで元からXA2も同時進行だったのかとか、開発予定だったのかとか考えさせられる。

ちなみに、シャッタースピードは固定される模様。
逆に、フラッシュのスイッチが入った状態で、
F2.8とかF4にレバーを下げると絞り優先AEになるので、被写体が近距離、中距離に応じて使い分けるとスローシンクロ撮影ができる。
・・・、わたしのXA壊れていませんよね?(笑)



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