「とにかく言い切れ」の怖さ #ネット文章講座
文章の書き方のアドバイスとして、よく見かけるのが「とにかく言い切れ」
「言い切ると文章は強くなる」です。
それは、ある意味では正解かもしれませんが、真に受けてしまうと、痛い目にあうこともある。
とくに、自分のビジネスや、自分の商品・サービスについて語るときには、「言い切って大丈夫か?」という視点が大事だと私は思います。
言い切れば「うさん臭くなる」こともある
商品・サービスについて、
「ここまで書いていいのかな?」と不安を持つことは、
大事なことだと思う。
お客様に約束できるのはどこまでか。
きちんと把握して伝えることは、最低限のこと。
アレもコレもできる、
こんな風になれる、
想像だけさせて現実と違うならば、
それは詐欺である。
『売れ続けるネット文章講座』では、
〇相手にとってどういいか(=メリット)※約束できること
と
〇どのように生活や人生が良くなるか(=ベネフィット)※約束できなくてもいい
をしっかり分けて考えましょう、と書いています。
商品やサービス、イベントやセミナーなどの告知文章でも「ここまでは約束できること」と「ここから先は(人によっては)達成できるかもしれないこと」を分けて書くことが大事になってきます。
それを分けて書かないと、クレームにつながったり、お客様の期待を裏切ることになってしまったりします。
言い切ることで「視野の狭い、思い込みの激しい人」に見えるケースも
自分の意見は自分の意見として書きましょう。
「私は」「思います」を書くな、という教えも多いようですが、
私はそれよりも、「自分の意見を、さも世の中の常識のように書いてしまう」ことのほうが問題だと考えています。
ママは子どもの太陽です。
ママに元気がないと子どもも笑顔になれません。
よく見かけるこういう文章が、私は苦手です。
決めつけられた気がするからです。
ママは子どもの太陽だと言われています。
ママに元気がないと子どもも笑顔になれないかもしれません。
ママは子どもの太陽だ、と私は思う。
ママに元気がないと子どもも笑顔になれないかもしれない。
こういう書き方なら、すっと心に入ってきます。
日本語は主語がなくても伝わる文章なので「私は」や「思います」を削りすぎることで、「思い込みの激しい」「視野の狭い人」に見えてしまわないように注意することも必要です。
そんな話も、『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』ではしています。
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