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「自分にしか書けないことを書きたい!」と思ったら

 

同業者や一般の人
誰でも書けることではなくて、

「私にしか書けないことが書きたいんです」

 

よくあるご相談です。

 

これ、答えは明確なので、今日はその話をしていきます。

自分にしか書けないこと=「現場のリアリティ」+「その奥にある共感」


自分にしか書けないこととは
何かというと、

「現場のリアリティ」です。

つまり、
その現場にいないとわからないこと。

たとえば、
私は以前

料理雑誌の取材ライターをしていましたが、
その時に編集長にいつも言われていたのが、

「現場に取材に行った人しか書けないことを書きなさい」

究極の味!
とか
こだわりの食材

などは

現場に行かなくても、誰でも書ける。

そういうことではなくて、
調理をしている過程を実際に見て
シェフの話を聞いて
調味料や使っている食材を見て

お店の席に座ってみて
お客様たちの様子をみて
声を聞いて

現場に行ったからこそ書けることがあるのです。

私たちが
自分のビジネスについて書くときも全く同じです。

たとえば、私なら、

「キャッチコピーってこうやって書くんですよ」
という机上の空論ではなくて、

中小企業の経営者さんや個人事業主の方と
毎日毎日
顔を突き合わせて
実際にその人たちと
何をしているか、が
「現場のリアル」です。

概念ではなくて、
リアルに現場で起きていること
が、
「自分にしか書けないこと」です。


あなたにとっての現場はどこですか?
そこで何をしていますか?


コンサルです〜
セッションです〜
対話です〜

とか、そういうざっくりとした話でなく。

実際にそこでやっていること
体を動かして何をしているか
そこで何が起きているのか
具体的に書くのが「現場のリアル」です。

シーンを書くのです。
体を動かして何をしているか「行動」を書くのです。
何が起きているかをレポートするのです。

読者にとっては、
書き手の頭の中の
「概念」ではなくて、
リアリティのある話
が面白いのです。

それはあなたにしか
書けないことだからです。

現場のリアルを書かないで、
抽象的な概念ばかりを書いていると、

教科書みたいで

「正しいけど、面白くはない」話になってしまいます。


「その奥にある共感をつかむ」こと



書き手が語る、その
「現場のリアル」が、

読者(読み手)が読んだ時に、
わかるー!!
あー、まさにそれが知りたかった
となることが必要です。

だって、人は
自分が興味のあることにしか興味がないから。

だから、

書き手が書きたいリアルと、
読み手が興味があることが重なっている部分

大事なのです。

この「重なっている部分」こそが、
「私にしか書けないこと」の正体。



その重なり(上記のイラストの
黄色の部分)をどうやって見つけるか?

それは、もう
日々の観察しかありません。

読者が何を思い
何に迷って
何が苦しくて
何がうまく行かなくて
何が悔しくて
どうなりたくて、
何が障壁になっているのか


いつどこでどんな言葉を言われたら

「あー、私のことだ」
「全く同じ経験をしたわけではないのに、自分のこととして刺さりまくる」と感じるのか。

あなたは
お客様たちのリアルな気持ちを知っていますか?
それを

相手が「まさにこれが言いたかったことだ」と感じる言葉で書けますか?

(ちなみに、お客様のリアルな気持ちは、「アンケート」や
形式的なヒアリングや
「お客様の声」では見えてきません。
そういうことではないのです)

私の場合はどうだろう?
と思った方は

・2時間の体験セミナー
・個別相談

にお越しください。

どちらも、9月の日程が
少なくなってきましたので、
迷っている方は
お急ぎください。
(10月以降の募集は未定です)


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